memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

しばらくぶりの更新ですが、ちゃんと作業はしてます。あともうちょっとで完成なんですが今週末より東京に行くんですよね…。東京では材料の買い出しとイベント取材をしてきます。あと立川で「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の極上爆音上映を見ねば！

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ちょっと進みました。





とりあえず上瞼が付きました。瞼があると一気に表情が出ます。

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新しい顔を作ってます。何に活用するかはまだ未定。




作り方は、先月複製したスカルの上にダイソーで買った「万能パテ」を盛ってスパチュラで彫刻。途中で万能パテが無くなったので中途半端なところで止まってますが。

以前も書きましたが、ダイソーの万能パテはマジで万能です。普通にセメダインとかちゃんとしたメーカーのパテと同様に使用できます。経年変化はどうか分かりませんんが、とりあえず原型彫刻の材料としては柔らかさ、滑らかさ共に申し分ありません。木工パテも十分使えますが、万能パテよりもさらに柔らかく硬化後のの切削具合もサクサクしているので、カッチリエッジや角を出すロボット等の造型には不向きです。その点、この万能パテは見ての通りゾンビやクリーチャーなど生き物系の彫刻もできるし、硬化後の切削も程よい硬さなのでメカ系でもいけそうです。まさに看板に偽りなし。ということで私はダイソーに行く度あるだけ買い占めています。少量ずつ小分けされているのも、材料系は開封した直後から徐々に劣化していくことを考えればむしろ良心的です。

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キャスティングが完了しました！5日間で複製できたのは以下のとおり。


大きなゾンビ頭が10数個に半面のゾンビ頭とミニドクロが20個前後といったところ。キャスト自体はまだ半分くらい残っているのですがシリコン型がダメになりました。


写真ではちょっと分かりにくいですが、キャストの硬化熱で型が歪み、細部もシリコンにキャストが浸透して硬くなってちぎれてしまいました。特に3面型の首の断面の破損がひどい。シリコンスプレーを吹き付けながら型取りしても20個程度複製するとやはり型が壊れてしまいます。まあこれだけあれば当分保ちますが。


ということで早速オイルステインで塗装しています。

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ゾンビ頭の3面型が完成しました！


こんな感じ。


このように前面・後面を組み合わせてキャストを流し、蓋をするように首の断面の型を押し込みます。これで首の断面までちゃんと複製できるはず。

これでシリコン型も全て完成したのでいよいよキャスティングです！


使用するのはシリコンに続きまたまたWeve Be-Jのキャスト。なぜなら安いから。色はアイボリーです。

Be-J EGキャスト アイボリー 2kgセット 価格：3,129円（税込、送料別）

Be-J HGキャスト ニューアイボリー 2kgセット（BCN-011） 価格：3,129円（税込、送料別）

キシレン入りとノンキシレンの2種類がありますがどちらも値段は変わりません。なので私はノンキシレンタイプを使っています。


冬なので春夏に比べて硬化は遅いですが、それでも15分もあれば触れる程度に硬化します。


ざっと複製してみたところ。どうしても最初のうちは気泡が入ったものができてしまいますが、3回も複製すれば使えるものができています。一番楽なのはやはり半面のゾンビ頭で、難しいのが大きいゾンビ頭。サイズが大きく細かい部分が多いのでどうしても気泡が出てしまいます。まあ失敗作もいずれ何かに活用しますが。

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