↑「お前も蝋人形にしてやろうか!」的にお読み下さい。
ソーシャル名刺「Poken」を買いました。
ブツに対して段ボール箱がデカ過ぎだろ
ソーシャル名刺「Poken」とは、デンマークで生まれた”電子名刺兼SNS兼プロフィール交換ツール付きマスコット”とでも言いましょうか。
この「手」の部分が小型センサーとUSB端子になっていて、Pokenを持っている人同士がお互いのPokenの「手」をかざし合うと双方のプロフィール情報を交換できるようになっている。
プロフィールは、自分が書いているブログやFacebook、Twitterなど他のソーシャルメディアのIDも登録し連動させておくことが可能。
このPokenの手をかざし合うことを「ハイタッチ」とか「ハイフォー」とか「Pokenする」とか言います。私のまわりでは「ハイフォー」が有力。
詳しい情報はPokenの日本語サイトをご覧下さい。
Poken Japan
http://poken.jp/ja/
で、このPoken、現在ヨーロッパで人気とのことですが、どうにも手(USB端子)のフタになっているマスコットの部分のデザインが微妙です。
現在あるのはこんなの↓
キツネ・・・
パンダ・・・
ロックスター・・・(どこが?)
ドラゴン・・・
エイリアン・・・
芸者(絶対違う)
「生き物モチーフ」「ホラーモチーフ」「間違った日本モチーフ」とあるようですが、なんかちょっとズレたものが多い。
ホラーモチーフはそこそこいい線いっているのですが。
また、せっかく自分の「名刺」なのに既製品の人と同じデザインのものを使用するのではつまらない。
そこで「自分オリジナルのPoken」にカスタマイズしてみました。
ドン!
名付けて
「畸形ゾンビPoken」です。
イメージ的に漫画「ベルセルク」に出てきたガッツの子供の感じ。
Pokenのマスコット部分に木工パテとスカルピーを盛って彫刻し、アクリル絵の具で塗装して仕上げました。
製作手順は以下のとおり。
まずスーパースカルピーの量をケチるために(スカルピーは高い)、セメダインの木工パテを盛ってだいたいの輪郭を作る。
スカルピーで彫刻。部分によって色が違うのは別の種類のスカルピーを使ったためです(残りものを使用したため・・・)。
彫刻が終わったらドライヤーの熱で効果させます。スカルピーの量が少量の場合はドライヤーでも十分硬まります。むしろオーブンに入れてPokenのマスコット部分そのものが熱で変形する方が怖い。
スカルピーが完全に効果したら、下地の色として黒のアクリル絵の具を塗ります。
クリーチャー系のフィギュアは黒を下地にして徐々に明るい色を重ねた方が渋い質感になる。
最後にドライブラシで白を重ね、表面保護にツヤ消しラッカースプレーを吹きます。
とはいえ、携帯ストラップもそうですが付けてるうちに色なんていずれは剥がれていくけれど。
ざっとこんな感じです。
総製作時間は2時間くらい。
これで今後、誰かとハイフォーしたら絶対に忘れられることはないでしょう。営業的にも有利。
で、どうやらPokenのマスコット部分を亡くして「手」だけになってしまっている人が結構いるらしいので、「オリジナルのマスコット部分を作ります」なんて商売したら結構いけるんではないかと画策中です。
但しゾンビかクリーチャー、スプラッター系の造型に限る。
かわいらしいもんなんて誰が作るか。
[2回]