思い立ってから完成までの期間が1週間しかないという、これまでの人生で最もタイトなスケジュールでフィギュアを作っています。作っているのは以下↓
んふんふ
5周年記念でリリースされた「おさわり探偵 なめこ栽培キット」シリーズのLINEスタンプ「
なめこのお祝い」の一つです。現在、「なめこ栽培キット」シリーズの5周年を記念したイベント「
なめこパラダイス」が東京駅の地下のショッピングモールで開催されているのですが、それに合わせて急遽作ることにしました。
同イベントの開催についてはあらかじめ開発元のビーワークス様よりプレスリリースを頂いていたのですが、最近金が無さ過ぎて上京する新幹線代どころか高速バス代すらないという体たらくで、開会式&初日の様子を取材することができずイベント自体行くのを諦めていました。ところがフリマアプリ「メルカリ」で当初の予想を上回る売上金をGETできたので、滑り込みになりますが行くことにしました。まさか不要品を売って10万を超えるとは思わなかった…
ということで大急ぎで作業を進めています。
一から彫刻している時間はないので、
一昨年キャスト複製したやつの残りをボディの土台として使用します。座っているポーズなので足を切り落として底部分を平らに削ります。
もともと気泡だらけなので一回溶きパテを全体に塗ります。その際ついでに口を深く彫ります。
溶きパテが乾燥するまでの間に他のパーツを作ります。1mmのプラ版を切り出して積層し「祝」の字を作ります。
「祝」パーツはプラ版を4枚重ねて厚さ4mmにしました。全体を切り出したら彫刻刀で線を彫ると共に丸く滑らかになるようサンドペーパーで磨いて形を整えます。
整形完成。「祝」パーツと同様の手法でシルクハットも作りました。シルクハットは鍔部分はプラ版2枚重ね(厚さ2mm)、本体は6枚重ね(6mm)です。プラ版を積層して立体を作る手法は、正確に厚みを出したい時や気泡埋めの作業をしたくない時に非常に便利です。ちゃんと整形すればサーフェイサーを吹かずそのまま塗装しても大丈夫だし。
そして溶きパテが乾燥したなめこを一回サンドペーパーで磨き、パーティングラインの段差やビミョーな凹み、大きな気泡などを根気よく消して行きます。でもこのなめこは滑らかな形なので溶きパテ塗→磨きの作業は3回くらい繰り返せば綺麗になります。
作業はわりと順調に進んでいるのですが、よりによってこのタイミングでラッカー系のうすめ液とサーフェイサーが無くなりました。すぐに楽天で買ったのですが、それが届く日時によってかなり塗装できる日が限られてきます。24時間以内に発送してくれるそうなので週明けには届くと思いますが、さてどうなるか?
●今回使ったもの●
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