もう1ヶ月以上前のことになりますが、今年のハロウィンも自分で育てたカボチャを材料にパンプキンカービングをしました。
…が、日本でパンプキンカービングをする際には重大な問題が発生します。それは
湿気が多いのですぐにカビる
ということです。もう彫刻して次の日には劣化が始まります。何が厳しいって乾燥して萎びれるのとカビが生えるのがほぼ同時進行ということ。
よく参考のために海外サイトを回ると、それはもうたくさんの素晴らしいパンプキンカービング作品に出会いますが、それは環境が「アメリカ」だからです。日本よりも空気が乾燥しているから、手の込んだパンプキンカービング作品を作ってもある程度の期間鑑賞して楽しめるのです。
ということで今年は…
こんな感じに表面でマジックで絵を描いて飾ることにしました。
道っ端から見た状態。何気に通行人及び近隣からも評判で、見ず知らずの人が「カボチャを譲って頂けませんか」と家に来たりすることも。また余った小さめのカボチャに片っ端から顔を描いて親類縁者隣近所に配るという活動も行いました。
とは言え、やはり全くパンプキンカービングをしないのもなんだか寂しいので、ハロウィンの前日に種取りも含め一番大きく形の良いカボチャを彫ることにしました。
使用するのはタミヤのカッターノコ…て汚ねーなーw
まず後ろに穴を開けて中身をくり抜きます。これが全行程で最も大変な作業です。本来の品種ならば結構スカスカで種をほじくるぐらいしかないのですが、他の野菜や果物と一緒の畑に植えていたため
花粉がムチャクチャな交配をしてしまい、巨大化したうえに身がびっしり詰まったカボチャになってしまいました…。巨大化するのは別にいいんですけどなぜ食えもしない身が詰まってしまったのか?おそらくナスかキュウリと交配してしまったのでしょうが…
そしてマジックで描いた顔を下描きにカッターノコで切り取ります。
最後にほっぺを彫刻刀の丸刃で透かし彫りにして完成!時間にしてだいたい1時間で出来上がりです。
せっかくなのでダイソーで買ってきた三角帽子もかぶせます。
ロウソクを入れるとこんな感じ。
前述のとおり評判が良かったので、来年はこのカボチャから取った種をもとにもっと多くのカボチャを栽培し販売もしてみようかと検討しています。ただ実を売るのではなくマジックで顔を描いた状態で売ってもいいかもしれません。
ちなみに彫って3日後にはこうなります(グロ注意)
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だから彫った状態では販売不可
実の皮さえ傷つかなければ12月に入ってもこのとおりなんですけどね。野菜・果物にとって皮がいかに重要かよく分かります。
TAMIYA カッターのこ
パンプキンマスターズ ペイント&カーブ デコレーティングキット[並行輸入品]
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