任天堂のアメリカ支社であるNintendo of Americaがカボチャランタン用のマリオの型紙データを公開していたので、実際にそれを使ってみました。
絵柄は「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」バージョンのマリオです。その名も「MARI-O-LANTERN(マリ・オ・ランタン)」。つぶらな瞳がかわいい!データはPDFで
誰でもサイトからダウンロードできます。
使用するのはこちらのカボチャ。まんまる型で直径約35cmと、今年収穫した中で最も大きく作柄の良いものでしたが…

残念ながら成長途中に表皮をナメクジに広範囲に喰われてかさぶた状になってしまいました。
まずはじめに、カボチャの茎のまわりをカッターのこで丸く切って穴を開け、中の種と繊維状のワタを抜きます。
その後、繊維状のワタが完全になくなるまで大きなスプーンかヘラで綺麗にくり抜きます。
型紙を使ったパンプキンカービングにおいて最も重要なのは「型紙の絵柄をカボチャの表面に描き写す」作業です。カボチャランタン作りに慣れないうちは、型紙の下にカーボン紙を敷いて上から強くなぞり絵柄を転写する方法がよいかと思いますが、私は面倒だったので型紙の線に合わせていきなりデザインナイフで切り込みを入れました。
全ての線を切ったところ。ちょっと見えづらいかもしれませんが、マリオの顔が線で現れています。
こうして写し取ったナイフのガイド線に沿ってカッターのこで本格的にカボチャを切っていきます。このマリオの顔には透かし彫り部分はなく、全ての線をカボチャの中まで貫通させてもよいので大胆にザクザク切りまくります。ただし細い部分もたくさんあるので、勢い余って切り過ぎたり切った後の部分をへし折らないよう注意が必要です。
だいたい1時間くらいでカット完成!シンプルな線で構成されていますがちゃんとマリオの顔になっています!早速中にロウソクを入れて火を点けてみましょう。
幻想的
暗闇の中に浮かび上がるマリオの顔は幻想的ながらもインパクト大です。細い線を切り抜くのがちょっと大変かもしれませんが、微妙な透かし彫りなど難しい技法は特に必要なく、ただ線にそって切っていけばいいので頑張れば子供でも1〜2時間で作れるレベルのデザインです。是非お試しあれ。
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