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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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どんなクソ田舎にも「LINE」「なめこ」「艦これ」「黒ウィズ」のガチャは絶対ある

現在私が住んでいるところは秋田県横手市というクソ田舎です。ここ秋田県は日本一早く人口減少と少子高齢化が進んでいる未来もへったくれも無いディストピアで、子供・若者はレアメタル級に貴重な存在です。そんな状況でも地域のお店は彼らから小銭を巻き上げないとメシが喰えません。するとどうなるか?店頭の商品が厳選され

どんなクソ田舎でも絶対に売れるメジャーな商品

が選出されるというわけです。例えばゲームでは「妖怪ウォッチ」、マンガだと「進撃の巨人」というように。つまり秋田県は現在進行形で流行っているド直球なメジャー作品にしか触れられないという環境なのです。これは非常に退屈でつまらない社会ではありますが、リサーチという点に於いては便利です。ここで気軽に見たり買えたりするということは、それだけ全国的に流行し広く一般に知れ渡っている証拠ですから。

私は普段スマートフォン向けのアプリやゲーム、及びソーシャルゲームなどの情報を扱う仕事をしているので、町に出る機会があると本屋や玩具屋、ガチャコーナーでそれらの商品が無いかどうかチェックしているのですが、どこに行こうとも必ずあるのが「LINEキャラクター」と「なめこ」です。もう本屋でも玩具屋でもガチャでもこの2つは鉄板中の鉄板。東京との時差もほとんど無く店頭に並びます。しかもガチャは売り切れでカラッポになっていることも多々あり。またコンビニとのタイアップキャンペーンも必ず東京と同様に行われるし「みんなのくじ」だって引けます。

で、今日隣の町にあるショッピングモールにてこれを発見。




「艦これ(艦隊これくしょん)」と「黒ウィズ(クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ)」

遂にここまで到達したかという感じです。確かに山形のイベントでも盛岡のイベントでも秋田市のイベントでも艦これのコスプレイヤーいたし。考えてみれば、スマホ向けアプリやゲーム、及びオンラインゲームというのは全世界に向けてく同時に、さらに「基本無料」で発信できる最強のコンテンツです。テレビアニメだと放送局の問題があるし、コンソール向けのゲームソフトや本、OVA等のDVDなど実体のある商品は販売店の問題があります。ここ秋田県は民放が3局しかなく(TBS系列とテレ東系列が無い)、店に至っては増えるどころか潰れる一方という有様。そうなると、どんなクソ田舎のどんな田舎者にも時差なくアピールできるスマートフォン向けアプリやゲーム、オンラインゲームは断然有利です。加えてそうした人々は時間を持て余し退屈している可能性が高いのでログイン率も当然高いでしょう。もしかしたらデジタルコンテンツを支えているのは田舎者なのかもしれません。

艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(7) (ファミ通クリアコミックス)
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クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ 公式ビジュアルファンブック
クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ 公式ビジュアルファンブック

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ゆざわクラフト選手権

地域フリーマガジンで偶然発見。


私が住む横手市のお隣の湯沢市で来月「ゆざわクラフト選手権」という手作り作品のイベントがあるそうです。昨年も開催されていたとのことですが今までぜんぜん知りませんでした。

公式サイト↓

http://www.yutopia.or.jp/~yuzawacraft/


出展に於いて手作り作品であればジャンルは不問で、ただブース出展するだけでなく来場者による人気投票もあり、優勝〜3位には商品券が贈呈されるそうです。つまり、入賞すれば事実上出展料がチャラになるどころか黒字になってしまう!これは美味しい!!…とは言え、私の作風では入賞はおろか売り上げすら上がるかどうか分からないので、今回は下見も兼ねて一般来場者として行ってみようと思います。一応アーケード商店街の潰れたデパート跡(野外)で行われるので買い物にも不自由は無さそうですが、同じエリア内に飲食ブースの出展もあるとのこと。開催時間は両日とも10:00~16:00まで。

ちなみに私、高校がこの市だったのですが、当時まだ潰れていなかったこのデパートの本屋でハードカバーの本を丸ごと1冊立ち読みしたことがあります。そういう客ばっかりだから潰れたんだなw

前回の様子はこちら↓

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イベント前恒例

ブースセッティングのリハ




思いがけず家にスチレンボードが眠っていたのを発見し急遽ボードを作成しました。ひな壇(もともとガーデニング用の棚)の縦のスペースを埋めればそこも展示スペースになる!あとイーゼルに立てかけられるサイズの新しい展示ボード的なものも作りました。まあスチレンボードを2枚重ねにして布貼っただけだけど。

しかし実家に帰ってきてからというもの、こっちのイベントに出る前日は鬱とも不安ともつかぬビミョーな精神状態になるようになりました。東京にいた頃はどんなイベントに出ても黒字確実だったので、前日はいつも「さあ明日も稼ぐぞ!」とテンション上がってたんですけどね。田舎だと、売れる売れないの前にそもそも自分の作風が受け入れられるのか?必要とされるのか?すら不明だからでしょう。売り上げなんて考えずただイベント自体を楽しめばよいのでしょうが、どうしても私は何をやるにしても経費がいくらだ利益率がどうだと金勘定をしてしまうタチなので困ったものです。

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高校卒業直後に地元の「まんが美術館」で同人誌即売会を開催して当時の動員記録を作った話

Angry Birdsフィギュアの製作途中ではありますが、急遽18年前の思い出話をしたいと思います。理由は大昔のPCとフロッピーに入っていたデータをチェック&処分していたら当時の資料が出てきたから。それだけ。

かつて秋田県南に県央以上にアツい同人ムーヴメントが存在していた件については以前にも書きましたが、そんな中で同人活動をしているうちに「こりゃ私にもイベント主催できんじゃねえか?」という気がしてきました。そのきっかけになったのが、当時のハコモノ行政の一環として町に建設された「まんが美術館」です。


Googleストリートビューより。

私の住む町はそこそこ有名な某漫画家の出身地で、それにちなみ様々な漫画家の生原稿を常設展示する「漫画」に特化した美術館が建設されました。美術館とは言え展示スペースだけではなく図書館や会議室、ギャラリーショップ、カフェ、大ホールなどが併設されている何気に多機能なコミュニティ施設なのですが、ぶっちゃけ建設間もない当時からあまり有効活用されているとは言い難い状況でした。というのも特別企画展が行われている期間こそ館内全体を使った大規模な展示が行われますが、それ以外は地元民すらあまり訪れず、訪れてもせいぜい図書館の本を借りるくらいなうえに常設展示の閲覧もまるっきり無料。しかも特別企画展も年に1回あるかないかという頻度で、それ以外はどの部屋も空きっぱなし。高校生の目から見てもとても収益が出せる施設には見えなかったのです。それなら…

1日くらい同人誌即売会に使ってもいいだろ

と思ったのです。むしろ空きっぱなしでロクに活用されてない部屋を地元民が金出して使ってやるんだからありがたく思えですよ。またこの施設ならではのメリットもありました。

・県内に於けるネームバリューが割とある
 当時はまだ市町村合併が行われる前で町にも予算があったからか大々的に宣伝が行われていました。県内の新聞やフリーペーパー等の紙媒体は言うまでもなくテレビCMまで打たれていたくらい。

・イベントに参加する以外にも遊べる場所が館内にある
 現在もそうですがクソ田舎に於ける同人イベントの参加スペース数なんてたかが知れています。全体を見てまわってもせいぜい1時間で済んでしまうくらいですが、クソ田舎だから会場周囲に遊んだり買い物をしたりする場所もない。しかし施設自体が美術館ならイベントに来たついでに常設展示を見てもいいし、図書館で本を読むもいい。ギャラリーショップで買い物をしたりカフェで飲み食いをする人がいたら美術館側にも売上がありまさにwin-winです。

・館内でメシが喰える
 当時はまだコンビニが無かったし朝に開いている店も無かったので、サークル/一般共にイベント前に食料を調達したりイベント中に飲み食いすることは不可能で、イベント参加するために家で弁当を作って持参するなんて牧歌的なことをしていました。あとはイベントに備えてあらかじめパンだのお菓子だの買って持ってくるとか。しかし前述のように美術館にはカフェがあり、しかもカレーやらパスタやらチャーハンやらガッツリ喰える系のメニューも出していたのでメシの問題は一気に解決です。

・広い無料駐車場がある
 地方のイベント会場に於いて重要なのは駐車場の有る無しです。なぜなら公共交通機関が発達していないので大人の同人サークルの自動車使用率が高いから。この美術館はもともと田んぼを買収して建設されていたため無駄に広い駐車場を有しており、サークル参加者どころか一般参加者が車で来ても余裕で対応可能でした。

一方デメリットもありました。

・町に駅が無い
 もしドラえもんのタイムマシンがあったら、駅誘致に賛成か否かで揺れていた当時にタイムスリップして駅誘致に反対した町議と地主の首根っこを締め上げてやりたいと思います。駅誘致に反対した連中はどう考えてもバカだ。死ね!(もうとっくに死んでるけど)この町の衰退は駅を誘致しなかった時点から始まっていると思います。ということで町に駅がなく、あるのは隣の町。駅から歩いて美術館に行こうとすると余裕で40分以上かかります。カートゴロゴロ引っぱって40分も歩けるかアホ!

・その駅から美術館に行くバスもない
ギリギ美術館の近所を通るバスはありましたが、それも1時間に1本あるかないかというペース。秋田県のハコモノ行政の一番の問題点は「”点”ばかり作ってそれを”線”で結ぶことを考えていない」ことだと思います。知事も市長も県議も市議も他役人もとりあえず全員Sim Cityやれ。

つまり交通に難アリということですが、考えようによっては「交通以外は特に問題なくむしろ他の施設よりも独自のメリットは多い」とも言えます。交通と運用に問題があるだけで、施設自体は良いところですから。

で、イベント開催における経費の一番の問題は「会場のレンタル料はいくらか?」ですが、なんと1日貸し切り、長机&椅子レンタル込みで

2万3000円※18年前当時の価格

いくらクソ田舎の高校生でも2万3000円くらいは持ってます。当時の秋田県南の同人誌即売会の出展料の相場は1スペース(長机半分+椅子一脚)600円/2スペース(長机一本+椅子二脚)1100円でした。ということは38スペース以上の参加があればとりあえず会場費はペイできます。ちなみに当時の県南の同人誌即売会での最多出展サークル数は63組で、その中には1サークルで2スペース取っているところもあるから、38スペース以上を埋めるというのは決して不可能な数字ではありません。ということで私は思い切って

1スペース(長机半分+椅子一脚)500円
2スペース(長机一本+椅子二脚)900円

という、2スペース取っても1000円未満という価格にし、その安さの分で出展数を稼ぐ作戦に出ました。この場合、46スペース以上で会場費ペイとハードルは少々上がりますが、それでもまだ不可能な数字ではありません。

さてここで最も重要な問題です。告知をどうするか?当時はまだインターネット普及以前でサイトを作って告知することもできなければメールで連絡することもできません。宣伝として使える手段は

・別の同人誌即売会に行ってチラシを配る(最も一般的且つ有効)
・オタク系商業雑誌のイベント情報欄に告知を出す(採用されれば効果絶大だが確率は低い)
・口コミ(経費がかからないが頼れるのは人脈のみ)
・別の同人誌即売会のサークルカットに掲載されている住所に告知チラシをいきなり送りつける

今ではとても考えられないことですが、当時はサイトのURLやメアドを書き込む感覚で皆サークルカットに自分の住所を(人によっては本名も)掲載していました。そこにいきなり告知チラシを送って出展要請するというピンポイント攻撃。なんて大らかな時代だったんだろうか…

ところが運の良いことに、これらの宣伝作戦が全て面白いように当たりました。特に商業誌のイベント情報欄は送った雑誌の全てに掲載されるという高打率で、他県からわざわざ「委託参加は可能ですか?」という問い合わせの手紙が来たくらい。この時は本当に「この世にはイベントの神っているな」と思いましたw そこで急遽委託出展も出展料1000円で受け付けることにし、最終的に

直接参加サークル数75(1スペース66/2スペース9)
委託参加サークル数5
合計80サークル

という結果に。中には「このイベントでサークルデビューします」という若いサークルさんや、山形県及び岩手県近隣県から遠征してくれるサークルさんからも直接参加申し込みもありました。この時点でサークル出展料だけで4万6100円が手元に集まったので会場費は余裕でペイ達成。尤も告知チラシのコピー代と切手代、さらにその後にパンフレット印刷代もかかるので収支計算上はトントンといったところでしたが。ここから黒字分をいくら出せるかは動員数にかかっていますが、やはり宣伝手法はサークル集めの時と同様に地道なオフライン活動しかなく、もう開催当日まで「人事を尽くして天命を待つ」といった状況でした。

そして最も難題だったのは前述のように「駅から会場までの交通手段」です。一度は町のマイクロバスを借りてシャトルバスを仕立てようかとまで考えましたが、この場合バスのレンタル料だけでなく運転手の人件費まで発生するので経費は一気に跳ね上がります。赤字になるのは何としても避けたい!そこで、直接参加サークルの中で気心が知れており、且つ車を所有し一時スペースを離れても大丈夫な人達及び自分の親に車を出してもらい、駅で一般参加者をピックアップして会場まで連れてきてもらう「ピストン輸送」作戦に出ました。フロントガラスのところに”イベント送迎車”である旨が分かるボードを掲示しておけば、初めて駅に降り立つ一般参加者にもそれが分かるという仕組み。さすがにタダでお願いするのは悪いので車を出してくれた人にはガソリン代として1000円をお支払いしました。つまり送迎を担当してくれた直接参加サークルは出展料とガソリン代を差し引きするとプラスになるw ちなみに親には一円も払ってませんw

ただ、この”イベント送迎車”はそんなに使われませんでした。というのも駅にはタクシーが常駐しており、一般参加者同士で自主的に相乗りして来てくれた事例が多かったからです。基本的にクソ田舎で移動手段に公共交通機関を使うのは車を運転できない未成年者なので、そんな子供自体がそもそも少なかったというのもあるでしょう。なお、会場である美術館そのものの知名度が功を奏し、「親が子供をイベントに送ってきたついでに常設展を見て周り、最後に皆でカフェでメシを喰って帰る」という現象も起こりました。

そんなこんなで最終的な動員数は

多分200人とちょっと

なぜ正確な人数が分からないかというと、用意したパンフレット180部が完売して以降正確なカウントができていないからです。パンフレットが無くなって以降も一応受付で「正」マークで数えていたのですが絶対に誰かがどこかで間違ってるから動員数は謎のまま。パンフレットは一部300円で入場料として全員購入制にしたので、完売した時点で5万4000円の売り上げになるはずですが、「もうパンフレット完売しちゃったので入場無料でいいです」と言っても「いいえ。遅く来た私が悪いのでちゃんとお支払いします」と律儀に300円払ってくれた人も何人かいたので実際はもうちょっとありますw

イベント開催中の運営自体はそんなに大変ではありませんでした。PA&ステージ使用料が別で(しかも6000円と当時としては結構な値段設定だった)、それらの使用を断念したのでステージイベントやBGMの管理も必要なく(BGMはCDラジカセで対応)、コスプレイヤー用の更衣室を作るのが面倒だったのでコスプレもなし、受付と自分のスペース、委託作品の販売場所を全部一列にくっつけたので店番も基本自サークルのメンバーで対応可能。イベント中に比べたらイベント前の事務仕事の方がはるかに大変でした。今だったらいろいろ協力してくれた自サークルのメンバーや家族に日当を払ったかもしれません。

それにしても印象的だったのはイベント終了後に残された大量の綿埃と足跡。綿埃なんて西部劇の決闘シーンで転がる草かというくらいコロコロ塊になって転がっていて、5時間(11:00〜16:00)という短時間に200人以上が一ヶ所に集まるとこんなにも汚くなるものかとありありと分かりました。こりゃ明日の掃除担当の人に悪いなあ…もしかして美術館の事務所の人に苦情でも言われるんじゃないかと心配になりましたが、最後に挨拶に行ったら予想外に大好評。「オープン日よりも人が多かった」「タクシーの運転手も今日は妙に忙しいと不思議がっていた」「カフェのライスが予備分まで完売してパスタものしか出せなくなった」「1日あたりの入場者数ではおそらく今日が最多記録」「次からは役場に地域振興の補助金を申請すればいい」などいろいろ言われました。

しかし、私がここでイベントを主催したのはこれ一回きりです。というのも、これを開催したのは私が進学のため上京する1週間前だったから。ぶっちゃけイベントのやり逃げみたいな感じです。幸いイベント当日に何の問題も発生せず、忘れ物も無かったので後始末のような作業もなく、せいぜいやることは委託作品の清算・返送をするくらい。最終的に手元に残った5万円前後の金も東京であっという間に使い果たしてしまいました。

果たして今、同じ場所で同じようなイベントができるだろうか?とたまに夢想しますが、おそらく不可能でしょう。確かにインターネットの出現によって宣伝告知も楽にできるようになったし、参加申し込みや出展料の決済もオンラインでペーパーレス化・簡素化しようと思えばできます。ところが肝心の出展者と来場者が見込めない。秋田県は日本最速で少子高齢化と人口減少が進行し、一人当たりの県民所得額ランキングが42位というボロクソ貧困ディストピアです。同人活動をしたり、それを楽しんだりするユーザー層の中心はやはり若者であることを考えると、同人云々の前に秋田県で若者向けのもの作りを主体としたイベントを開催すること自体が非常にリスキーです。さらに町村合併で施設の管轄が地元の町ではなく併合された”市”に変わり、それに伴い利用規約も変更されてしまいました。現在の同施設の規約では「営利目的のイベント」「金銭授受の発生するイベント」は開催できません。これについては本当に理不尽だと思います。営利目的の一体何が悪いんでしょうか。市の予算や補助金をあてにして動員数や経済効果もロクすっぽ計測・データ化していないうすぼんやりしたイベントよりはよっぽどマシだろが!世の中何でも金が全てだ!と思うんですがね。

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「なめこ んふんふ おともだちの作品コンテスト」落選


んふんふ んふんふ んふんふ んふんふ(秋田県なんてクソ田舎では発売日当日に本を読むことはできないのです。やっと「なめこんふんふブックvol.2」が見れた…)

 
んふー………(ガーン…何の賞にも入賞してなかった…)

ということで「なめこ んふんふ おともだちの作品コンテスト」、残念ながら何の賞も取れませんでした。しかし大賞に関しては納得です。あの物量&クオリティの羊毛フェルト作品は圧巻!やはりちょっとした思い付きで2週間程度で作った作品は愛が足りなかったということか…。でもまあ「なめぱら」でも全作品を紹介してくれるとのことなので楽しみはまだありますけどね。


なお、コンテストの発表があった「なめこんふんふブック」ですが非常に読み応えのあるムック本でした。最近のなめこニュースや現在販売されているグッズ、独自記事などがコンパクトにまとめられており、”なめこ情報誌”的な感じで季刊誌として定期発行されてもいいんじゃないかと思えるくらい。海外のみで販売されているグッズのまとめなんかもあります。




あとキャンペーンのプレゼントとしてリリースされた非売品のグッズ一覧も面白かったです。HMVの「スラッシュっぽいなめこ」がかわいい!




私的に一番見応えがあったのは「ご当地なめこ」一覧。各地のなめこの基本デザインからマスコットの造型、普段商品に隠れて見えなくなっている台紙の絵などが全て紹介されているのですが、どのご当地なめこも可愛過ぎる!またマスコットの造型も秀逸で、見ているうちにまた新しいなめこフィギュアを作りたくなってきます。


あと何気に凄いのが巻末のコミック仕立てになった写真レポート。これ相当手間かかってますよね?コマごとになめこぬいぐるみの手に角度が付いているのはどうやってるんでしょうか?中にワイヤーが仕込まれているとか??

…とまあこんな感じに「なめこ んふんふ おともだちの作品コンテスト」の発表に関係なくなめこファンなら絶対楽しめる本なので書店で見かけたら手に取って見て下さい。

おさわり探偵なめこ栽培キット なめこ んふんふブック Vol.2 (Gakken Mook)
おさわり探偵なめこ栽培キット なめこ んふんふブック Vol.2 (Gakken Mook)

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