まだ上京時のネタを引っ張ります。
私は上京した際必ず浅草橋に行っています。アクセサリー製作をしている人ならもう常識かもしれませんが、浅草橋といえばアクセサリー資材や手芸資材、レザークラフトの材料、その他店舗什器や細々とした業務用品の問屋街です。メインストリートの風景はこんな感じ。
駅の東口を出て左側のこの道がメインストリートですね。ここを往復するだけでもかなりいい感じのものが買えます。
以前の問屋街は平日9:00〜17:00の営業時間が普通で、土曜日営業しているところがあれば良心的という感じでした。日曜日・祝日はどこも閉店。なぜなら問屋とはそもそも「業者」しか相手にしていなかったからです。ところが、今回初めて浅草橋にホテルを取って歩き廻ってみたところ、祝日なのにオープンしている店舗がたくさん!しかもちょっと前までは、きったねえ古い店舗でダンボールをそのまま什器として使用して店番は年寄り夫婦のみ…なんて昔ながらの問屋が小奇麗な小売店になっているではありませんか。資材も小分けして見やすいように値札まで付けて!以前は量り売りだったのに!しかもそんな店が一つや二つではないのです。もう浅草橋全体が小奇麗になっています。おそらく、昨今のハンドメイドブームにより客が増え、さらに外国人観光客まで増えたため、インバウンドに気付いた問屋が次々とリニューアルしたのでしょう。まあこのご時世、平日9時5時の営業時間で業者のみ相手にする商売でどれくらい稼げるかって話ですよ。それなら一回あたりの決済額が少なくてもより多くの個人客を相手にした方が実入りは良いかもしれません。
ちなみにここだけの話、メインストリートに面している問屋には実はあまり掘り出し物はありません。駅から10分以上歩いたり、メインストリートからちょっと外れて裏路地に入ったりと目につきにくいところにある問屋ほど珍しい商品や自社のオリジナル商品を扱っています。アクセサリー資材に於いて最も避けたいのは他のクリエイターとの「パーツかぶり」です。自分の作品を見られて、あれ?これあっちのブースの作品でも使ってたな?なんて思われるのは嫌ですからね。アクセサリー製作に於いてどうしても自分では何ともならないのが金属パーツです。いかに珍しく、オリジナルの金属パーツがたくさんあるかが私の問屋選びの基準だったりします。
ちなみに今回私が買ったのはこちら。少ないですが、どうせ2週間後にまた行くからこんなもんです。
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