来月地元でこんなイベントが開催されます。
漫画家の東村アキコ先生とマンガ研究家の吉村和真さん、バリュー・クリエイターの佐藤真一さんの3人によるトークセッションが8月21日(月)の13:00~15:30に秋田県横手市の「
横手ふれあいセンター かまくら館 2階ホール」にて開催されます。
既に過去エントリで何度か書いていますが、私の町には日本初の漫画専門美術館「
まんが美術館」があります。それが今年から大規模リノベーションのため2年間休館することとなり、現在は営業を休止し再オープンに向けた各種作業を行っているところです。1995年、バブル景気の残りカスを引きずって建設されたハコモノとは言え、それなりに観光資源となっていた施設が2年間も使えなくなるのは市の財政的にも大打撃です。そこで、休館中は市内のあちこちの施設を使って漫画に関連した様々なイベントを行うこととなりました。それもこの一つで、参加費はなんと無料!ただし定員300人で、メールかFaxで、名前、電話番号、好きな漫画をまんが美術館事務室宛てに送って申し込まなければなりません。ちなみに締め切りは8月10日(木)締め切り。
ここで一つこのイベントに対して文句なんですが、今時参加申し込みをメールかFaxで受付って一体いつの時代なんでしょうか?しかもこのイベント情報が公開されたのが7月11日なんですが、現時点でWeb上でイベント情報が公開されているのが
市の公式サイトのみなんですよ。で、この申し込み方法についてはイベントフライヤーの”画像”の中にしかなく、しかもそれを拡大表示できないという体たらく。つまり、奇跡的に市のサイト上のイベント情報にたどり着けても、フライヤー画像の中の字が微妙に小さくて申し込み方法の部分が読めないんですよ。マジで客呼ぶ気あんの?今時イベントの申し込み受付なんてその場でちゃちゃっと
Google Formを使えば誰でも無料で作れるでしょう。
っつーか未だにFax使ってるって時代が昭和で止まってるんじゃないでしょうか?しかも東村アキコさんが登壇するイベントなら、横手市以外の市町村や、もしかしたら県外からだってお客さんが来るでしょう。普通なら各種ソーシャルメディアを使いまくってプロモーションするべきイベント企画です。あともう一つ謎なのは、申し込み時に参加者の電話番号を収集することです。個人情報の取り扱いが厳しい現在、ちょっとイベントに参加するためにホイホイ自分の電話番号を明かす人がいると思いますか?それなら都道府県市町村までのざっくりとした住所や性別、年齢を聞いた方がまだマーケティングに使える分マシです。なんで電話番号を聞こうとするのかマジで謎。
ということで、もしこれを見ているまんが美術館の職員や市の職員がいたら早急に善処して下さい。イベントの企画自体は良いので非常にもったいないです。
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