超久々の更新です。
11月28日〜12月7日まで、取材のためフィンランドのヘルシンキおよびタンペレに行っていました。取材記事は既に私が運営しているTech系メディア「vsmedia」と別ブログに書いているのですが、今回新たに見つけたヘルシンキのハンドメイド材料店「Sinelli」がいい感じだったのでここにメモしておこうと思います。
vsmesiaのフィンランド渡航レポートはこちら別ブログ「ITとゲームとメタル」の旅行記事はこちら この「Sinelli」は、昨年のフィンランド渡航の際にヘルシンキで滞在したウィークリーアパートに向かう途中の道で偶然発見したのですが、昨年は残念ながら時間がなくて入ることができず、ショウウィンドウを覗いて様子をうかがうことしかできなかったのでした。ありがたいことにここはフィンランドでは珍しく週7日開いている材料店で、今回はどうにかこうにか入ることができました。営業時間は平日と週末で異なりますが(月~金9:30-19:00、土曜日10:00-16:00、日曜日12:00-16:00)、まあ日のあるうちに行けば大丈夫です。
この店はパッと見文房具屋さんで、店頭ディスプレイもそんな感じですが、実際の品揃えはもっと多彩です。
ここに限らずフィンランドの路面店のディスプレイは独立100周年にちなんだものが多かったです。
※浅草橋の問屋ではありません。フィンランド・ヘルシンキです。
このように紙ものの素材だけでなくちょっとしたアクセサリーや造形物の材料まで売っています。
真鍮パーツや超小型の瓶、ケースなど。本当に浅草橋の問屋みたい。
あとデコ用のシールも超たくさん!
これ全部がスタンプパッドです。
こんなでかいスタンプどうやって押すんだよ!と一瞬思いますが、これはスタンプはスタンプでも粘土用のスタンプで、粘土を伸ばした面に押し付けるとひび割れやコンクリ地などが簡単に再現できるというツール。つまりこれ、ジオラマ製作用のツールなのです。
日本ではダイソーで1~2個単位で売られているガラス製のダイヤの置物なんて10個パックで3ユーロくらいで売ってるし。「北欧は物価が高い」と思われがちですが、何もかもが高いわけではなく、探せば日本以上にお得なものがたくさんあります。フィンランドでは「製品」や「サービスは高いですが、「材料」「素材」の状態で買うと日本より安いんですよね。
あと柄が付いているマスキングテープはフィンランドでも大人気なようで様々なタイプが売っていました。和紙テープはフィンランドでも「Washi」で通じるみたいです。ちなみにフィンランド語でTapeは「Teipit」です。
ということで浅草橋の問屋が好きだ、紙もの素材が好きだ、細々とした文房具や雑貨が好きだという人は絶対に気に入る店だと思うので、ヘルシンキに滞在する際は是非訪れてみて下さい。場所はこちらです。
その後、
昨年行ってあまりの品揃えの素晴らしさに大感激した模型店「HOBBY POINT」に行きました。
残念ながらこのお店は店内撮影禁止なのでショウウィンドウの雰囲気しかお伝えできませんが、もうここはハンドメイドに関するありとあらゆる素材、材料、ツールを扱っている店です。ハンドメイドクリエイターはマジでここさえあればヘルシンキで生きていけます。
今回私はここでドール用の仮面のポリカーボネイト型を購入しました。これさえあれば仮面の土台を彫刻する手間すら省けてしまいます。っつーかそもそも
ドール用の仮面の型が市販されてるって凄くないですか?まあ球体関節人形の歴史は欧州の方が長いから当然ですけどね。
あとスカルピーも衝動買いしてしまいました。そもそも海外旅行者が衝動的にスカルピーを買えてしまう環境がどうかしてますね。フィンランドのDIY文化恐るべし。
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