memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

久々Lordiのギタリスト、Amen（アメン）のレリーフの製作レポです。

上記はシリコンをかけ終わった状態。結局なんだかんだで4層かけた。

どうしても鼻とか眉骨、肋骨のトップの部分など「高い部分」のシリコンの層が薄くなってしまい。

で、次の段階にいくのに材料を買いに行く時間がなく、しばらくこの状態のままほったらかしにしていました。

しかし昨日、なんとか会社を定時で上がりユザワヤ吉祥寺店に行ってきました！

買ったもの↓

石膏1キロ400円ちょい。

これで上記のシリコンをかけた状態のものを”補強”します。

普通フィギュアの原型の型を取る場合、型の全てをシリコンのみで作るのですが、サイズの大きい原型の場合その分シリコンをたくさん使用するので材料代がもったいない。

そこで、表面だけシリコンを使用して補強部分は石膏で代用するわけです。

ちなみにこれは特殊メイクの技法で、この石膏の補強のことを”ジャケット”といいます。

で、石膏をかけてみた↓

こんな感じ。

シリコンと石膏は癒着しないので、本当にそのまま上からかけても大丈夫。

ちなみに石膏の積層には…

この「棕櫚」の繊維を使用しました。石膏ジャケットの補強にもなりその体積分も節約できる。この袋いっぱいに入ってたったの500円！

なんか今回の作業は材料代節約ばっかりだな。

この石膏が固まったらいよいよ原型から型を外します！楽しみ！！

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シリコン3層目をかけました。

この次にまた新たな作業をやらないといけないんですが、材料を買いにいく暇がありません。

っつーか来週から仕事でNYに行くしね！どうすんだ！

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本当に”やっと”ですがAmenの型取りを始めました。

まったく原型製作を開始してからここまで漕ぎ着けるのにどれだけかかってんだという感じですが。


非常に粗末な壁立てでお恥ずかしい。

本当はもっと綺麗にできるんですが、もうぶっちゃけめんどくさいというか時間もないし。

とにかく型が取れりゃあいいということで。

シリコンの量をケチるために今回も裏業を使います。なので壁の高さは低め。


今回のブツはディティールが細かいので、うまくシリコンが細部まで行き渡るように不要になった筆で直接シリコンを塗りこんでいきます。


とりあえず一回目のシリコン流し。一応全面積に行き渡っている状態です。


これが2層目。あともう一層くらいやったら裏技やろうかなと。

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Amenの彫刻やっと完了！！！


正面


左横


右横


斜め


で、彫刻が完了したので次はエナメル塗料で均してみましょう！









やっぱりなんか角が取れてまろやかな感じになりますね。

彫刻してるときは「ぶっちゃけビミョーかなー…」と思ったりもしますが、エナメル塗料で均した途端に「なんか自分天才じゃないか？」と思ってしまうww

それくらい印象が変わるのは不思議。

このエナメルで均した後の感動って、シリコン型を作ってキャストを流して複製第一号を手にした時の感動と同種のような気がします。


この後ドライヤーの熱で硬化させましたが、見事にヒビ割れましたとさ。

まあこんなもんだ。

さて次はシリコンを流すための壁立てです。

それが面倒なんですがね。

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あとちょっとで彫刻完成というところまでいってなかなか完成しないwフィンランドの”モンスター・メタル・バンド”「Lordi」のギタリスト・Amen（アメン）さんです。

1年前から作ってて長期間放ったらかしにしていたら、本物の方が衣装チェンジしてしまい今では違う顔に（泣）。

まあいいや、「旧バージョン」ってことで作れば。

それか「Amenっぽい」レリーフということでw

2月中には型取りまでやりたいなあ。

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