もう一昨日の話になりますが、Lordiの来日公演を見にShibuya-AXに行ってきました。
開演時間が19:00なのに会社の定時も19:00で、移動時間で残念ながら最初の20~25分くらいを見逃してしまいましたが。
普通ならそれくらい”押し”て始まるのに、このバンドときたら律儀にも時間ピッタリにライブを始める真面目な人達が揃っているようで。
↑ライブ終了後にこっそり撮影したライブステージ
ライブは2回ほどアンコールがあったものの20:30ぐらいには終了してしまいました。
なので全編1時間30分か・・・(私は1時間しか見れなかった)。
正直短いな…とは思いましたが、まあ考えてみたら
あの格好で2時間も3時間もライブやったら普通に死ぬよな。
Lordiがどんなスタイルのバンドかは検索でもして調べて欲しいのですが、簡単に説明すると
「特殊メイク&全身モンスタースーツで真面目に演奏するバンド」です。
しかもアリス・クーパーやKISSをリスペクトしてか、ステージに演劇の要素も入っている。
特に今回は、メンバー5名以外にゾンビの脇役も何人かおり、さらにステージ上で「ゾンビの体に杭を打ち込む」「首をチョン切って生き血をすする」「本から煙が出る」といった特殊効果もふんだんに使用されて凝った演出になっていました。
特にヴォーカルのMr.Lordiなんて特殊メイクした顔の上からさらにレザーフェイスのマスクかぶるやら医者や肉屋のコスプレをするやらで大忙し。
マスク on マスク、スーツ on スーツなんてむしろ新しいだろ。
こうした「ステージ上で特効」というのが一番難しいのではないでしょうか。だってリアルで、間近で、全方位から見られているんだから”騙し”が通用しない。
もしかしたら手品に近いかもしれない。
そんな手間隙のかかることをやって、且つ観客も煽って、さらに演奏して歌って、そして特殊メイクにモンスタースーツにコスプレ・・・こりゃ大変な商売だ。
時間が短くても、その分他のライブにはない要素がたくさん詰まって「密度の濃い」ライブだったということでしょうか。
是非また来日して欲しい。それも近いうちに。
で、ライブ終了後に記念にTシャツとパンフレットを購入。
いい歳こいてもやめられない、
食玩の大人買いとメタルTシャツ
で、このパンフレットですが、記念にと軽い気持ちで買ったのに中を見たら
普通に造型の資料になるレベルのブツで嬉しい誤算でした。
本当に特殊メイクの彫刻の皺の一本まで確認できるほど鮮明な写真。
見ていると思わず粘土やパテを触りたくなる、何かしら作りたくなるという創作意欲をかきたてられるバンドです。
しかし今までいろんなイロモノバンド、メタルバンドを好きになってきましたが、見ていて
彫刻がしたくなるバンドというのは初めてだ。
ちなみに現在のAmenフィギュアの様子↓
デコパージュに貼り付けるところまでは終わった。
ライブ後のミート&グリードに当選していたら意地でもライブまでに完成させていたものを。
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