タイトルは「はいだて」と読みます。
久々Kitaの製作日記。
DeadacheのKitaの衣装は日本の侍をモチーフに製作されているそうですが、見れば見るほどMr.Lordiは一体どんな資料を参考にしたのだろうかと思えてきます。どこに侍要素があるんだ?
しかも彼はドラマーなので、Flickrを見てもYouTubeを見てもGoogle画像検索をしても後ろから見た写真が見つかりません。
上記の写真は、来日公演時に記念に買ったツアーパンフの中の1コマ。このパンフが軽い思いつきで買った割にはマジで彫刻資料にできそうなほど秀逸な内容でラッキーでした。
で、もう分からないところは適当にカスタムしちゃえ!ということで…
当世具足を参考にします。多分Kitaの衣装の腰回りも当世具足をモチーフにしているのではないかと。とりあえず草摺の前に腿をガードする佩楯を作ることにします。
まず小札(小さく切った金属板や厚手の革)を貼る土台となる布を切り出します。木綿の布にアクリル絵の具を塗ると、紙より丈夫で皮より柔軟性があり布より形が保持できる絶妙な固さになって便利です。
小札の材料になる革…テクスチャばかりは縮小化できない…でも塗装次第でなんとかなるか。
パーツを切り出して土台に接着するとこんな感じ。しかし驚いたのは、小札を貼っているうちにだんだんと自然に腿の曲面にぴったり合うようなカーブができていったことです。小さいパーツを重ね合わせる方が金属板1枚を叩き出して形を作るより人体の曲線に馴染むんですよね。昔の人の知恵ってすげぇ。
これをすぐにでも腰に接着したいところですが、ここでもう1手間かけたいのでちょっと一休み。
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