遂に新しいホワイトキャストが届いた!!ということで義眼をとりあえず5個仕上げてみました。以下その手順です。
これはもともとあった白目部分のシリコン型です。底に空いた穴に
既に作ってあった瞳部分と虹彩部分のパーツを挿してセットします。この上から…
ホワイトキャストを流します。さすがおろしたてのキャスト、注型してから5分かそこらで硬化します。しかも気泡が少ない!滑らか!最高!
完全硬化した後に型から外すとこんな感じになります。つまり、穴にパーツをセットしたことにより瞳と虹彩が正確に中心にセットされるというわけです。
5個全部キャストを注型したところ。あとは突起部分を切って表面を目の粗めのサンドペーパーで研磨して瞳部分を露出させます。
なんでこんなめんどくさい手順なのか?それは「白目」と「瞳」の境目を曖昧にするためです。グラスアイにせよレジンアイにせよ、白目のパーツの上にクリアーな瞳部分のパーツを乗せた構造になっているため、白目と瞳がはっきりと分かれています。しかし実際の目玉はそんなにはっきりとは分かれておらず、白目と瞳の境目は曖昧でグラデーションのようになっているし、また瞳は真ん丸ではないし、白目も結構ボコボコして色も汚いですw 充血している人もいるしシミがある人もいるし、歳をとれば黄ばんでくるし。この手順だと、白目の上に瞳を乗せるのではなく白目の中に虹彩と瞳が入り込んでいる構造になるので、そうした生っぽい表現が可能となります。
ざっとアクリル絵の具のクリスタルバーニッシュを一層塗ったところ。削ったままの瞳の曇りが消えて一気に目玉っぽくなりました。
あとこれで充血表現を加えたりと塗装を施せば完成なのですが、実はまだ何に加工しようか考えていません。直径はだいたい3cmぐらいなので、まずはそのサイズのレジン用の枠でも買って検討してみようと思います。とりあえずペンダントとか?リングやピアス/ネックレスにはちょっと大きいし。
あと白目のキャスト流しついでに天使のキーホルダーの普通/ゾンビバージョンも作りました。普通の顔バージョンの天使のキーホルダーはたぶん今回が初です。次のイベントに持っていく予定です。
●今回使ったもの●
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