これは何かというと、烏が中身を食った後のクルミのカラです。リスではありません。リスはカラを割るので形が残っていません。烏はクルミの実が入っているところだけを的確にクチバシで突いて丸く穴を開け、そこから中身を取り出して食うのでカラがこのような形状になって残るのです。なんて頭が良いのでしょうか。ということで、せっかく面白い形になったのでこれをそのまま作品製作に活かそうと思います。
まず第一段階としてやらなければならないのは煮沸殺菌です。こういう山からとってきた材料は虫だのダニだの菌だのが付いているので一回熱湯で煮沸消毒します。ついでに汚れもある程度落るので一石二鳥。クルミだけでは湯がもったいなかったので一緒に拾ったドングリもぶち込みました。
そしてタオルの上に置いて完全乾燥させます。クルミはまた後で丁寧に汚れを落としますけどね。なお、ドングリは煮ると茶色い煮汁が出るので、何か染めたいものがあったら一緒に鍋に入れておくと染色もできるのでオススメです。草木染めに「ドングリ染」なんてジャンルもあるくらいなので。
拾って探そう 落ち葉とドングリ・松ぼっくり
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