東京ビッグサイト西1・2ホールにて明日まで開催されているアートマーケット「
HandMade In Japan Fes 2015」に行きました。
このイベントは、ハンドメイド作品のマーケットプレイス「
Creema」が主催するハンドメイド系クリエイターの出展イベントで、早い話が”
デザフェスのちょっと小さい版”です。デザフェスも今では人気のあまり出展が抽選式になるなどコミケ化しているので、漏れた人をすくい上げる新たなハンドメイド系イベントがいろいろ出てきているんですよね。ちなみに私も嘗ては毎回デザフェスに出展していましたが、出展料と経費がかかりすぎて稼ぎが相殺されてしまうため随分前にやめてしまいました。
このイベントの開催はFacebookのタイムライン上にたまたま上がってきたのを偶然見つけて知り、まあ新しいイベントだからちょっと見てみようかな?という軽い気持ちで行ったのですが、まあ着いてビックリ。
11:00オープンなのに13:00を過ぎても待機列が解消されていない大繁盛っぷり。当日券の購入待機列どころか前売り券を買った人の入場待機列も外まで伸びているという有様。前売り券買ったのに外に並ばされるってっどんな罰ゲームなんでしょうか。当日券の列は室内なのに。ということで私も40分ぐらい並んでチケットを購入。
1日のみは1200円で両日通しだと2000円でちょっとお得。
パンフレット
さっきデザフェスのちょっと小さい版と書きましたが、このイベントとデザフェスの大きく異る点は「ワークショップに広く面積が割かれている」こと。西館のアトリウムのほぼ全てが一般来場者が体験できるワークショップエリアになっており、どのブースも満員で中には13:00過ぎの時点で全席完売している所もありました。
種類も木彫の器やTシャツ、シルバーアクセ、ソープカービング、版画、和紙漉き、キャンドル、レザークラフト、デコパージュ、羊毛フェルト、さらには伝統工芸の木目込み人形作りや江戸すだれ製作、鋳物鋳造など多種多様。お台場までクリエイターの作品を見にきて鋳物鋳造&仕上げ作業ってムチャクチャハードじゃないですか?でも凄い人気でみんな手を真っ黒にして錫のぐい呑みを磨いてました。このエリアだけ見ても、ただ手作り作品の流通を活性化するだけではなく「手作り人口」自体を増やそうとしている主催の狙いが見て取れました。
西ホールに入ったらあとはだいたいデザフェスと同じです。でもデザフェスでは見たことなかったな、というタイプの作品を出展しているクリエイターも結構いました。レジン封入やフェイクスイーツ、透明プラ版など流行りものの出展も思っていたよりも多くなく、全体的にバランスの良い出展傾向でした。
ライブペイントエリアもあり。
外にはライブ・ステージとフードコートもあり。ここら辺もだいたいデザフェスと同じなんですが、なぜか
DDTプロレスが登場するという一幕も。まさか
ハンドメイド系イベントに来て男色ディーノ選手を生で見ることになろうとは。
あとフートコートと共にファーマーズマーケットもありました。まあ農作物も手作りっちゃあ手作りですからね。でも手作り作品と一緒に農作物やそれを使った加工品なんて買うんだろうか?と思っていたら意外と売れてました。米まで売れてたのにはビックリ!
ちなみに場内で一番賑わっていたのは
材料屋のブースでした。実際ハンドメイド系のマーケットプレイスでも一番売上が多いのは材料屋のアカウントだったりするしなー…。私も輸入手芸材料屋のブースでドール用仮面に使えそうなブレードを購入しました。
それにしても新しいイベントですらこんなに賑わっているとは、ちょっと前に「ガイアの夜明け」でレポートされていたようにハンドメイド市場は凄いことになってるっぽいですね。私もあやかりたいものです。
乗るしかない、このビッグウェーブに。
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