貯まりまくった楽天ポイントでクリア系の素材をいろいろ買ってみました。これはそれらのうちの1つ「すけるくん」です。
非常にふざけた名前ですが製法特許まで取得している樹脂粘土です。パッケージ表記によれば、「うすくしても折れず」「透明にもできる!」とのこと。透明感のあるものを粘土彫刻で作れるというのはなかなか便利です。以下パッケージ裏の注意書きから抜粋。
・ネンドが硬い場合は微量の水を加えながらねって硬さを調整して下さい。
・ご使用の際は、きれいな手ですりつぶす様に練り込む程、透明感がでます。
とのこと。
ということで、試しにキャンドルホルダーの上に盛って彫刻してみます。ちなみにこのキャンドルホルダーは合金製の安物。溶接部分が荒く危険で強度的にもヤバそうだったので、危なそうなところを金属エポキシパテで補強し全体にアクリル絵の具の赤をサッと塗りました。透明感のある粘土の質感に赤が透けたらなんかカッコ良いかなと思っているんですが、実際どうなることやら。
透明粘土をちょっと丸めてみたところ。まず粘土全体にオイル?っぽいものが含まれていて指がヌルヌルになります。最初はちょっと硬めですが、根気よく練るとだんだんと柔らかくなってきますが、時間が経つと端がひび割れたように乾燥してくるので、素早く練って素早く造型しなければなりません。ここら辺は他の樹脂粘土や石粉粘土、紙粘土などの「乾燥して固まる系」の粘土と同様です。
キャンドルホルダーに盛ってみたところ…なんですが、これは
盛り付けには全く適していません。前述のようにオイル成分を含んでいるのでヌルヌル滑って盛り付ける対象に全然食い付かず、さらにいくら伸ばしたり均したりしても透明粘土同士すら馴染みません。なのでこれは何かに盛り付けたり、少しずつ盛り足して彫刻する技法には使えないっぽいです。ある程度の量をこねて一気にアクセサリーのパーツなんかを作るのに向いているのかも。
で、これを1時間ストーブの上に置いてみたところ…
確かに透明度が増している!上の写真と見比べてみると分かりますが、白い部分が透けています。なお、これはまだ完全に乾燥した状態では無いので今後乾燥が進むに従いもっと透明度は増すかもしれません。しかしやはり食い付きが悪く、キャンドルホルダー側面にムリヤリ盛っていた部分が剥離してしまいました。
ちなみにこの「すけるくん」、
匂いが木工用ボンドに非常によく似ています。もう木工用ボンドを粘土状にしたと言ってもいいくらいです。そういえば木工用ボンドも最初は白くて乾燥するに従い透明になっていくし…。もしかしたら「すけるくん」と木工用ボンドは成分が同じなのかも。
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ここから買いました。通常より200円くらい安くなってる。
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