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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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ハロウィン日焼けりんごの結果…

このブログの読者の皆さんは、先月半ばに行ったりんごに対するある実験を覚えていますか?

過去記事:
農家的ハロウィンに全力で乗っかる便乗商法

その結果が出ました。



















どうでしょう?所により色の薄い部分もあるっちゃあるんですが、私的には成功だと思います。ハロウィンのジャック・オー・ランタンの顔以外にも蝶のシールを貼ったのですが、こんな感じの繊細なデザインなら”ゴシック調日焼けりんご”などと銘打ってハロウィン云々に関係なく撮影用小道具として売れると思うんですよ。本物のりんごだから撮影が終わった後食えるし。これなら10月31日を過ぎてもいける!

…ただ問題は、実験したりんごの1/3が風で落ち、もう1/3は表皮に黒い斑点が現れる病気(我々は「星が付く」と言っています。食べる分には問題なし)に感染し、完全に無事なものは10個にも満たないという有様なことです。まあ今年はちょっと実験程度にやっただけなので最初から売るつもりはありませんでしたけどね。もしかしたら来年からちゃんと売るかもしれません。とりあえず今年日焼けさせたものは近所や知り合いにあげたり自分たちで食べたりして消費します。

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【イベント情報】10/2(日)横手市増田町の蔵カフェ「くらを」にてハンドメイドイベント「スルメ市」開催


(写真はGoogle+より拝借)

自分が出るイベントではないのですが、地元の町でアート系作品の即売会イベントが開催されるのでギリギリながら告知に協力してみたいと思います。

秋田県横手市増田町の商店街にある”蔵カフェ”「旬菜みそ茶屋くらを」(Facebook/Twitter/Google+)にて、10月2日(日)10:00〜16:00までハンドメイドクリエイターの作品即売イベント「スルメ市」が開催されます。このイベントは、 同日に開催される増田町の内蔵(うちぐら)公開イベント「蔵史めぐり」に合わせて初開催されるもので、出展クリエイターは皆秋田県在住及び出身者のみ。出展者(ブランド)名やジャンルなど詳細は横手・秋田経済新聞に掲載されているのでそちらをご覧下さい。

ちなみにここのお店で個人的にオススメなのは「味噌キャラメルソフトクリーム」です。ちゃんと味噌の味がするのにキャラメル風味でしかもソフトクリームにマッチしているんですよ。カフェなので飲食も可能なので町歩きと食事の合間にアート鑑賞なんて如何でしょうか?私もちょっと見に行く予定です。横手市および近郊の方、また日曜日に増田町に観光する予定のある方は是非!

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農家的ハロウィンに全力で乗っかる便乗商法

今日はこんな作業をしました。

















これは「日焼け絵文字りんご」のマスキング作業です。

「日焼け絵文字りんご」とは、栽培中のりんごに絵や文字を象ったシールを張り付けて日光によるりんごの皮の着色を遮断し、その絵や文字を白抜きにさせる手法です。既に青森県ではこの手法を使ったビジネスを行なっている果樹農家がたくさんあり、最近では2011年に七福神と松竹梅をあしらった日焼け絵文字りんごのセットが10万円の高額で競り落とされ話題となりました。まあそんな農家はデザインの受注も受け付けてシールから自作しているだろうから、りんごそのものの値段以上に「デザイン料」と「技術料」「工賃」が含まれていると考えれば妥当な価格ですけどね。

そこで調べてみたのですが、青森県の農家が作っている主な日焼け文字りんごは「寿」とか「祝」「合格祈願」なんて文字や鶴亀、七福神、招き猫の絵など所謂”縁起物”のデザインがほとんどです。ところが不思議なことにハロウィンモチーフの絵や文字がまるでないのです。実は日本ではまだあまり知られていませんが、ハロウィンに於いて重要な農作物はカボチャだけではありません。りんごもカボチャと同様にハロウィンにとって欠かせない農作物です。

もともとハロウィンは古代ケルト人の正月に相当する祭りで、ケルト人が古代ローマ帝国に吸収合併されていくと共に古代ローマの祭り「ポーモーナ祭」と融合していきます。ポーモーナとは樹木と果実を司るローマの女神で、古代ローマの宗教観では果物の中でも特にりんごが人間と神とを結びつける果物として重要視されていました。ちなみに古代ローマの宗教は多神教で、その宗教観は日本とよく似ており、「神様はたくさんいればいるほどありがたい」と吸収合併または征服した異民族の神々を全部ローマの神々に足していき、遂にはローマの神々が70万種類以上になったという逸話があります。そういえば「ローマ人の物語」で有名な作家・塩野七生氏は「私はローマに住む日本人なので合計870万種類の神様がついている」と言っていたっけ。なお、こうした古代の多神教はユダヤ教・キリスト教・イスラム教が出現するに伴い尽く駆逐されていくのですが、キリスト教は布教のため巧みに古代の多神教の行事を取り入れていき、現在ハロウィンはキリスト教圏のイベントということになっています。

で、欧州やら北米やら”ハロウィンの本場”と言われている地域でのハロウィンパーティにおける定番ゲームは”ダック・アップル(Duck Apple)”とのこと。遊び方は簡単で、大きなタライやビニールプールに水を入れて、その中にたくさんのりんごを浮かべ、参加者はそのりんごを手を使わずに口にくわえて取るというもの。りんごを丸ごとくわえるのは物理的に不可能なのでおそらく茎部分を歯でくわえるのだと思いますが。あとダッシュして糸で吊るしたりんごをくわえるパン食い競走のりんご版とかもやるそうです。今気づきましたが海外で流通しているりんごは日本のものよりも小型なので、口がデカい奴なら丸ごとくわえることも可能かもしれません。

私は常々「日本の果樹農家はもっとハロウィン便乗商法をすりゃあいいのに」と思っていたのですが、まだどこもやっていないようなので自分でやることにしました。今日マスキングしたりんごは「スターキング」という、真紫でまるで毒リンゴのような外見になる品種なので、もし上手く行けばかなりハロウィンな雰囲気の「日焼け絵文字りんご」になるはずです。今年はとりあえずお試しということで30個ぐらいでやってみて、もし上手くいったら来年以降もっとちゃんとやるつもりです。

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アプリ上でアクセサリーをデザインして販売できるお手軽もの作りプラットフォーム「monomy」



8月18日より正式サービスを開始したアクセサリーのデザイン&販売プラットフォーム「monomy」を試してみました。このサービスは、専用のスマートフォンアプリ上で金具やビーズ、チャームなど3000種類以上の素材を組み合わせてアクセサリーを自分でデザインして公開し、それを販売できるもの作りプラットフォームです。アプリでデザインしたアクセサリーは、アプリおよびmonomyのWebサイト上に作成したマイページで公開し、“自分のブランドの作品”として他のmonomyユーザーに販売できます。 各パーツの価格はそれぞれ原価にmonomy側の利益や工賃を足して設定されているためユーザーが決めることはできませんが、1万円を超えるものはそうそう無いようで、平均3000円台といったところです。実際のアクセサリー製作および決済業務、梱包、配送まで全てmonomyの運営会社がやってくれるので、ユーザーはただアプリ上でアクセサリーをデザインすればいいだけ。究極のノーリスクです。デザインしたアクセサリーはTwitter、Facebook、Instagramにそのまま投稿して宣伝することも可能で、売れた場合は販売代金の10%がユーザーの売上として支払われます。10%と聞くと少ないように感じますが、そもそもユーザーはアプリをいじることしかしていないので、ちょっとしたお小遣い稼ぎだと思えばお得でしょう。


こちらがアプリのスタート画面。










アプリを一番最初に起動した際にプロフィール情報とブランド名、自己紹介を入力します。私はFacebookアカウントでログインしていまのところほぼそのままです。もちろんこれらの情報は後から編集できるので、ちゃんとしたブランド名にしたり、プロフィール画像を自分のブランドロゴに変更するとよいでしょう。


今のところ作れるアイテムは、ネックレス、ピアス、イヤリング、イヤーフック、ブレスレットで色はゴールドのみ。ピアスはアレルギー対応の金具も用意されています。最初に作りたいアイテムのベースとなるパーツを選択します。



それから、中間パーツやメインのモチーフとなるパーツを選びます。中間パーツは上下に連結できるようになっており、この「中間」の組み合わせをどうするかで印象が変わってきます。



私は透かしパーツが好きなのですが、透かしパーツとフープ状のパーツは中にパーツを吊り下げられる構造のものがいくつか用意されています。



ピアスとイヤリングは耳の画像に重ねて試着した時のイメージ画像を作ることもできます。



製作画面で面白いのは、いちいちパーツに物理挙動が設定されていること。大きなパーツを連結した時にゆらゆら動いたりして、本当に手にパーツを持って作っているような間隔になります。



最初に作ったピアスに中間パーツとしてラインストーンを加えたところ。あまり天然石パーツをたくさん使うとすぐに9000円台になってしまいますが、安いパーツを選べば1000円〜3000円台でだいたい収まります。



なお、現在アクセサリーの初投稿で1000円分のお買い物ポイントがもらえるキャンペーンが行われています。



さらにお買い物ポイントがもらえるコンテストも実施中。こういうイベントを定期的に開催するのはユーザーの定着率UPに効果的ですね。

今のところ作品にはただLIKE(Facebookのいいね!的なやつ)が付くぐらいでまだ売れる気配はありませんが、ただパーツを組み合わせているだけでも結構楽しくて想像が広がり、「実際のアクセサリー製作の前のシミュレーション」ツールとしても有用な気がします。実際にパーツを買ってからああでもないこうでもないと悩む前に、とりあえずアプリ上で組み合わせて雰囲気を確かめられるのは何気に便利ではないでしょうか。また他のユーザーのデザインパターンを見ることで「このパーツはこういう活用方法もあったのか!」と新たな発見をすることもできます。このサービスは実際にアクセサリー製作をしているクリエイターこそ利用するべきなのかもしれません。ということでしばらく様子見がてら使ってみようと思います。

私のショップページはこちら。よかったら買って下さい。
https://monomy.co/shop/brands/16525

アプリのダウンロードは無料です。現時点ではiOS版しかありませんが、近日中にAndroid版もリリース予定とのこと。

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特殊メイク&造型系の英語の言い回しがイマイチ分からない

いよいよ明日から秋田ふるさと村のお化け屋敷前にて特殊メイク体験コーナーを出展させて頂くのですが、それを英語で告知しようと思ってもいい感じの言い回しが思いつかないのです。

私は普段はvsmediaというTech系のブログメディアを運営しており、毎日海外から送られてくる英文のプレスリリースを読んだり、また海外のTech系メディアの記事を読んだりしているため「Tech系の英語表現」には慣れています。どこの国のどんな会社がどこのベンチャーキャピタルからいくら資金調達したとか、どこの国のどんな会社がどんな新作スマホゲームをリリースしたとか、どんなスマホゲームがリリースからどれくらいの期間でどれくらいダウンロード数/アクティブユーザー数を獲得したかとか、そんな感じの英文ならだいたい使用される言い回しや単語は決まっているし、特に翻訳サイトを使わなくても一回通して読めば内容は理解できます。またそれを参考に日本国内のTechネタを英語でTwitterやFacebookに投稿することもできます。

ところが、これと同じことが特殊メイク&造型ネタではまるでできません。「日本で500万ダウンロードを突破している人気のスマートフォン向けゲーム●●を開発した東京拠点の◯◯社がベンチャーキャピタルの■■と□□より▲▲万円を調達した。これで同社の総調達額は△△万円となった。」という文章を英語で書けと言われてもすぐできるのに、「樹脂粘土のスカルピーで原型を彫刻して最後にエナメルシンナーでなでて仕上げた。シリコン型は最初2面にしようかと思ったが逆テーパーになりそうだったので3面型にした。」を英語で書けと言われたらかなり悩んでしまいます。というのも、特殊メイク&造型ネタのプレスリリースが出回ることもなければ、そもそも特殊メイク&造型アーティストはあまりソーシャルメディア上に出てこないのです。日本のアーティストの情弱っぷりに比べたらかなり使いこなしている方ですが、それでもTech畑の人に比べたらはるかに露出が少なく、参考にできる英文が少ないのです。明確な理由は分かりませんが、おそらく…

・映画やドラマ、ステージに関わる仕事をしている場合、権利の問題でソーシャルメディア上で大っぴらに発言できない。
・手を動かしてものを作る仕事をしている最中は手が汚れるし当然手がふさがっているのでスマホやタブレットを触れない。
・もの作りモードからデジタルモードに頭を切り替えるのがめんどくさい。 ・自分の作品の製作手法を明らかにするのは企業秘密をバラすようなもんだからソーシャルメディア上で発表することにメリットがない。

…のどれか(または全て)ではないかと思います。私だって彫刻したりシリコン型作ったりしている最中にスマホを触るのはめんどくさいですからね。超一流のプロのアーティストではなく、趣味程度で特殊メイク&造型をやっているアマチュアならゴロゴロいるし、最近は自分の作品の製作過程を動画で説明するYoutuberも出てきています。まあ彼らの英語表現も参考になる部分はあるので一応チェックしてみるのですが、私が知りたいのは、直接肌にボンドを塗りたくったりオブラートを貼りまくったりレンチンしたばかりのホカホカの食用ゼラチンを盛りまくったりするやつじゃねえんだよ!ちゃんとした特殊メイク&造形用の材料を使っている人のHow to英語表現が知りたいんだよ!ところがそういうプロの人達のTwitterとかFacebookとかTumblrとかあんまり無いんですよね。あとなぜかLinkedInプロフィールも見かけません。造型業界はLinekdInで求人かけないんでしょうか?

…で、ふと思いついて特殊メイク&造型のHow toを解説した洋書がないだろうかとAmazonで調べたら、これがまた売ってそうで売ってない。トレードショー(見本市)に行けばブースで即売しているのかもしれませんが、常時販売している書籍もあまりないのです。ちなみに日本の書籍で特殊メイクのHow toを解説しているものだと…



コンセプチュアル特殊メイク入門
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コンセプチュアル特殊メイク 2 ダークファンタジー&ゾンビメイク入門
コンセプチュアル特殊メイク 2 ダークファンタジー&ゾンビメイク入門

コンセプチュアル特殊メイク3 傷メイク完全入門
コンセプチュアル特殊メイク3  傷メイク完全入門

この「コンセプチュアル」シリーズ3冊があるのですが、なんと日本語の本であるにも関わらず英語のレビュー(しかも高評価)が投稿されていました。つまりそれだけ海外には特殊メイク関連の本が無いのかもしれません。ということは、なおさら特殊メイク&造型のHow toを英語で書いたらウケそうな気がします。とりあえず「原型」は「master mold」、「複製」は「casting」でいいんだろうか?

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