収穫してからかれこれ1ヶ月経過したハロウィンカボチャですが、残念ながら時間が経って分かる傷みもあります。ちょっとした隙間から菌や虫が実の内部に入り込み内側から腐ってきたりなど。特にカボチャは雌花が付いていた部分が乾燥と共に小さな穴になるので菌や虫が入り込みやすいのです。これはカボチャだけでなくりんごも同様ですが。実の成る植物は違う種類でも似たような障害が発生するものです。そんな「時間が経過したらヤバそうな」ものはあらかじめ別に寄せておいて販売しないようにしていますが、まだ腐っていなのに捨てたりただ腐るのを待ったりするのは実に無駄で勿体無いものです。そこで…
顔を書いて家用の看板というか庭の装飾に使うことにしました。赤いほっぺはアクリル絵の具で塗りました。1つ色が加わるだけでもかなり印象が華やかになります。なお、向かって右側のカボチャは蔓が取れていますが、これも時間経過と共に早く腐る兆候の一つです。実本体の変色がまだ完璧ではないのに蔓だけ早く劣化して取れるということは、それだけ内部で何かが起こっている証拠ですから。
りんごやメロンも蔓がないと一気に値が下がるもの。ハロウィンカボチャも蔓がないとなんだか味気ありません。そこで黒いフェルトと余っていたリボンで魔女帽子を作り…
蔓のところに被せてみました。帽子はグルーガンでサクサクっと接着して作ったので製作時間は5分程度。簡単なものですが、これが一つあるだけでもハロウィン感がグッと増しました。もう一つはなめこ用。
あと内部に入り込んだ菌のせいで内側から腐り、それが表皮にまで到達してしまったカボチャでまた新しいハロウィンランタンを作りました。これまでは腐った部分に穴をあけてそこから種とワタを抜き、穴の反対側に改めて顔を彫っていましたが、今回は開けた穴をそのまま口にしてみました。小さいおもちゃカボチャ(ペポカボチャ)と組み合わせて飾ることもできます。カボチャがカボチャを咥えているのはなかなか面白い絵面かも。
このとおり上にも後ろにも穴はありません。穴が小さいと種とワタをくり拔く作業が少々大変ですが、その分ツルンとして持ち運びしやすいカボチャランタンが作れます。ロウソクの熱でさらに腐敗が促進するのが嫌な場合は小さいLEDライトで代用するのがオススメ。安全だし風が吹いても明かりが消えないという利点もあります。
あと販売用のカボチャにも顔を書きました。商品なのでより入念に描いています。
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