Amenのシリコン型製作は細切れの作業時間でやるより一気にやった方が効率が良いので、ひとまず置いて、みなもと太郎氏の名著「風雲児たち」の人気投票上位10名のフィギュアを作ろうと思い、まずは10位の大谷吉継を作ろうとデザイン検証及びデザイン画描きをしてみました。
早く最後から作らないと投票順位変わるからw
フィギュアを作る際、私はまず元ネタの絵を検証して一度自分で
「立体として成立するような」デザイン画を描いてみます。
デザイン画というより図面と言った方が適当かもしれませんね。
いきなり作るよりまず2次元でそのものの形を理解するのと、自分の手を慣らすという効果も当て込んでの作業なのですが。
で、大谷吉継を描いてみた。
一番最初、まず本当にイメージだけで描いてみたのがこちら↓
さすがに丸過ぎる。
なんかドラえもんのDNAが混じってるなwwww
っつうことで、改めて元の漫画の絵を見てみましたが、これがまあ難しい。
もともとデフォルメされたギャグ漫画なのでラインが定まっていないのは仕方ないとして、以外とデザインが難しいのです。
最初は「なんか丸っこいから簡単そう」なんて思っていたのですが。
まず
鎧がめんどくさい。
しかも
ベタが入っていない上にカラーも分からない。
まさか真っ白ってことはないよね??
そして
キメポーズがない
ということ。
これが一番つらい。
フィギュアにするならそれなりに格好の良いポースにしたいと思うのですが、大谷吉継の場合「輿に乗っている」ので動きがない。
さらに輿に乗っている状態のを立体化すると、
輿を担いでいる人たちまで作らなければいけないので非常に
めんどくさい。
馬廻り衆を最低でも4人は作らないといけない。
それ以外のポーズを検討してみましたが…
切腹間際だと湯浅五助(?)も作らなければいけないので
めんどくさい。
死んだ後だと石田三成も作らなければいけないのでこれも
めんどくさい。
なんかこう、ピンで絵になるポーズが全く無い!
ということで作る前から壁にぶち当たっています。
因みに私の大谷吉継のイメージは
「デカいハリセン持った威勢の良い人」です。
ハリセンはマストアイテムだよなあ……
風雲児たち (1) (SPコミックス)
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