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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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持ち越し


フィンランドに行く前に完成させようと思っていたのにすっかり放置していてフィンランド旅行前どころか次の年に持ち越してしまいました。ということでさっさと仕上げたいと思います。


塗装は相変わらずアクリル絵の具系です。透明感を最大限出すためグロスメディウムとクリスタルバーニッシュを多用します。


まだまだ途中。あともうちょっと塗り重ねて、向かって右側よりも若干濃い目にしてハトメを打った部分を自然なグラデーションにする予定です。明日までにはペイントを全て完了したいです。

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あけましておめでとうございます

2017年あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願い致します。今年はもっともっと売り上げを増やしてまた海外旅行に行きたいです。できれば年2回ペースで。

で、ここ数年の年明け一発目の創作活動は親戚の子供向けの年賀状描きです。今年はこれ。例年どおり筆ペンにパステルで着色。




初描きのコアラニャンです。映画はまだ見ていません。それにしてもこいつはコアラ妖怪なんですか?猫妖怪なんですか?言葉を喋らないのも気になります。

妖怪ウォッチ 鼻がスイッチ!ダブル世界のおしゃべりコアラニャン
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妖怪ウォッチ 妖怪ソフビシリーズ コアラニャン
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ダリ展に行ってきた


12月11日(日)の日記になりますが、東京・国立新美術館に「ダリ展」を見に行ってきました。ダリは私が中学生の頃から好きな画家です。




それにしても会期最終日の1日前、それも日曜日に行ってしまったので場内は激混み!チケットを買ってから展覧会場に入るまで1時間も列に並ばなければなりませんでした。

もちろん展覧会場内は撮影禁止だったので写真はありません。以下は出口付近にあったショップの写真です。


この展覧会の開催に先立ち行われた「ダリ能」で使用された能面。


ピンバッジ


しおり


ガチャではなくダリの妻ガラにひっかけた「ガラガラ」。カプセルの中からは絵画の一部を抜き出したピンバッジが出てきます。なぜか一回「1ダリ=300円」と場内限定通貨に替えないと回せませんでした。


つまり1回し300円。一応お札みたいなのがもらえます。


あと謎だったグッズが「えびせん」。なんでダリでえびせん?


Tシャツとトートバッグはギャラリーショップではもはや定番。




凄く欲しいと思ったのがこれらのフィギュア。ダリの絵画に出てくる人物(?)や動物(?)やオブジェのフィギュアって最高じゃないですか!でも高い…。

この展覧会を見てまず頭に浮かんだのは、故・韮沢靖さんが以前仰っていた「何でも食べて最高にカッコ良いうんこをひねり出す」という言葉です。初期のダリは印象派からキュビズムからリアリズムまでありとあらゆる手法を試しており、しかもそっちで活動してもやがては大成しただろうな、というくらい上手いのです。それらの試行錯誤の時期を経て遂にダリならではのシュールレアリズムのスタイルを確立し、さらにガラで出会ったことで表現と仕事の幅を広げていきます。面白いことに、その様々な「仕事」で若い頃に試行錯誤した様々な手法がまた生かされているのです。私がこの展覧会に展示されていた全ての作品の中で最も印象に残ったのは、”いかにも”なダリのシュールレアリズム作品群ではなく、「不思議の国のアリス」の絵本の挿絵の仕事(!)で描いた水墨画風のイラストでした。もちろん墨ではなく様々な色の水彩絵の具で描かれてはいたのですが、その迷いのない勢いのある表現はまさしく水墨画で、もしダリが本格的に水墨画を学んでいたらその分野でも一廉のアーティストになっていただろうと想像できました。ダリはまさにオールラウンダーな人だったんですね。

なお、既にダリの画集はいくつか持っているので図録は敢えて買いませんでした。まあ重くてかさばる本を持ち歩くのが嫌だったというのもあるんですけどね。

もっと知りたいサルバドール・ダリ (生涯と作品)
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ダリ全画集 (タッシェン・ミディアートシリーズ)
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妖怪ウォッチはフィンランドでそこそこいい線いってるっぽい

ヘルシンキ滞在中、一番よく行ったショッピングモールがこの「Kamppu Centre(カンピセンター)」でした。




このショッピングセンター前の広間の隅っこには曲線を巧みに使用した「カンピ礼拝堂」があるのですが、この前を通るたびに頭の中で「曲げわっぱの親方」と呼んでいました。

カンピセンターの3階にはチェーン展開している玩具屋がテナントとして入っており、そこで親戚の子供向けのお土産を購入しました。以下はレジから一番近い売れ筋商品が置かれているコーナーの様子なのですが…




妖怪ウォッチ!
ポケモンじゃなくて妖怪ウォッチの商品が一等地に置かれていたんですよ!商品はハズブロが展開している北米仕様のもので英語表記でしたが、これはまあフィンランドの総人口がわずか550万人だから仕方ないといえば仕方ないのかも。それでもこうして売り場にあるということは、子供達は英語表記でも買っているという証なのでしょう。英語で書かれたものが身近にあるというのもフィンランド人の語学能力の高さの理由の一つなのかもしれません。


これはブラインド仕様になっている妖怪ウォッチのフィギュアマスコット。シークレット含め全12種類あり、そのいずれかが入っているというガチャみたいな商品です。フィギュアマスコットは箱に入れられているため触って形を確かめることはできません。1個10ユーロ(約1225円)とかなり高価でしたが、それでもレジ前に置かれていて売れているようでした。 


1つ見本が置かれていましたが、これを見る限りでは出来は日本の商品とそれほど変わらないようです。

なお、この写真を撮っている最中に脇を子供達が「ミャ〜ウミャ〜ウ」と叫びながら通り過ぎていったんですが、今考えたらそれってジバニャンの真似だったのかも…(海外における猫の鳴き声はMeow)。あと大学生くらいの若い女性がピカチュウのフィギュアセットを買ってました。フィンランドでは大人→ポケモン、子供→妖怪ウィッチと世代で住み分けられているのかも。

北欧ヘルシンキ・スタイル実感ガイド―在住者がこっそり教える
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妖怪ウォッチ3 スキヤキ(【特典】妖怪ドリームメダル 覚醒エンマメダル同梱)
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ヘルシンキの品揃えが豊富過ぎる模型&造型材料店「Hobby Point」

11月28日〜12月7日までイベントの取材のためフィンランド・ヘルシンキに行っていました。取材記事は既に私が運営しているTech系メディア「vsmedia」に書いているのでそちらをご覧頂ければと思うのですが、その観光案内的記事「【レポート】お洒落でかわいいフィンランド・デザインを一切訪ねないヘルシンキ街歩きガイド」の中で紹介した模型&造型材料店「Hobby Point」があまりにも素晴らしかったので、ここに改めて詳しく書きたいと思います。


このお店は、プラモデル、鉄道模型、ラジコン、ドールハウス、カイト(凧)、粘土彫刻、フィギュア製作、手作りせっけん、手作りキャンドル、トールペイント、アクセサリー製作、手芸、レザークラフト、染色、シルクスクリーンプリントなどに対応したハンドメイド材料店です。


店内には多数の作例があったため本当は撮影禁止だったのですが、これを見た瞬間どうしても我慢できなくなりこっそり撮ってしまいました。もう彫刻するのがアホらしくなる品揃え!これだけ仮面の土台があったらいくらでも作り放題です。でも仮面の土台だけでもこれだけあるということは、ヘルシンキにはそれくらい仮面作家がいるというということの表れなのでしょうか?そういえばここに行く前に立ち寄ったパーティグッズ&コスチューム専門店でもヴェネツィアンマスクが大量に販売されており(店の様子はvsmediaの記事を見て下さい)、さらに滞在中に仮面舞踏会的なパーティをやっていたクラブにも出くわしましたし、仮面を着けたままヘルシンキ中央駅から出てきた人も見ました。ヘルシンキでは仮面需要が高いんですかね?


この売場も最高過ぎ!!小さい仮面の型に小さい額縁の型、鍵と鍵穴、歯車、薔薇などの花、天使、頭蓋骨など多種多様なモールド(型)がありました。ポリカーボネイト製の型は基本的に手作り石鹸用の型ですが、粘土を押し付けることもできるし、紙を積層して張り子を作ることもできます。もっとトランクにスペースがあったら全種類買いたかったです。


あと樹脂粘土の種類が超豊富!スカルピーが全種類揃っていたほか、これまで見たことのない他社の樹脂粘土も大量にありました。スカルピーも大量買いしようかと思ったんですが、考えてみれば粘土ってたくさん買うと結構重いんですよね…


一番衝撃だったのはこれ。世界中の特殊メイク&特殊造型アーティストが原型彫刻に使用しているプロ仕様の油粘土「ローマクレイ」まで売っていました。これは私が専門学校に行っていた頃に教材として採用されていましたが、どうやら業者に店晒しになっていた売れ残りを押し付けられたらしく、妙に硬くてボソボソとしたものを使っていました。それを特別講師として来たハリウッドの高名な特殊メイクアップアーティストの先生が見つけて憤慨し業者に直接クレームを入れたなんてこともありました。この店で販売されているのは当然そんな売れ残りではなく、柔らかくて本来の質感を保った粘土。これが売られていてそれなりに回転しているということは、プロが使う本格の店ということです。

なんだかんだこの店に1時間以上いてしまい、店を出る頃には日が暮れてすっかり外が暗くなっていました。ここで使用した金額は45ユーロ(約5518円)で、今回のフィンランド旅行で一番金を使いましたが、それでもまだ買い足りなかったくらいです。次またヘルシンキに行く機会があったら絶対また行きます。モノづくり、特に造型をしている人は是非行くべきお店です。



3日でまわる北欧 in ヘルシンキ (Hokuo Book)
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改訂新版 フィンランド かわいいデザインと出会う街歩き (地球の歩き方GEM STONE)
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