※この記事は筆者の
IT系の別ブログに書いたものですが、モノ作り及び表現活動にも関連した話題なのでこちらにも転載します。
Twitterにて一気に拡散した「ヴィレッジヴァンガード全店からエロ・アングラ商品撤去」の件、以下のTogetterにその経緯がよくまとめられています。特に実際にヴィレッジヴァンガードで働いている店員さんのTweetが含まれているのが貴重です。
ヴィレッジヴァンガードからエロ・アングラ商品撤去、に関するツイート
ヴィレッジヴァンガードは元々サブカル系・アングラ系に強い書店チェーンであり、他の店では見られない個性的な雑貨を扱う店として知られていました。つまり、元々”そういう店”であり、それこそが店の魅力だったわけです。
なのにそれを捨て去らなければならない。実際店員さんの中にもこの決定をおかしいと思っている人がいるそうですが、全ては会社の偉い人が決めてしまうので現場がどう思っていようが決定は覆りません。
これはテナントとして入っていた某イオンのお客さんからの苦情がきっかけだったそうですが、おそらく苦情を言う人よりもヴィレッジヴァンガードならではの 個性を愛していた人の方が多いはずです。苦情を言われた際「これがウチの個性です。ウチはこういう店です。それが嫌なら来て頂かなくても結構ですし近寄ら ないで下さい。」と反論することは……日本の株式上場企業では無理……か。
苦情を言われた時期がいつからは分かりませんが、西武の件にせよこのヴィレッジヴァンガードの件にせよ、時期が「2月頭」という決算シーズンで、上場企業が一年で最も株主の顔色をうかがうタイミングだったことが結構関係しているように思えます。
そうなると、最近よく見るMBOのニュースと合わせ、「会社は何がなんでもデカくしなきゃいけないのか?上場することが果たしてベストなのか?」と考えてしまいます。
尚、この件については現在サイゾーが記事を掲載しています。
サイゾーやるな!
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