8月18日より正式サービスを開始したアクセサリーのデザイン&販売プラットフォーム「
monomy」を試してみました。このサービスは、専用のスマートフォンアプリ上で金具やビーズ、チャームなど3000種類以上の素材を組み合わせてアクセサリーを自分でデザインして公開し、それを販売できるもの作りプラットフォームです。アプリでデザインしたアクセサリーは、アプリおよびmonomyのWebサイト上に作成したマイページで公開し、“自分のブランドの作品”として他のmonomyユーザーに販売できます。 各パーツの価格はそれぞれ原価にmonomy側の利益や工賃を足して設定されているためユーザーが決めることはできませんが、1万円を超えるものはそうそう無いようで、平均3000円台といったところです。実際のアクセサリー製作および決済業務、梱包、配送まで全てmonomyの運営会社がやってくれるので、ユーザーはただアプリ上でアクセサリーをデザインすればいいだけ。究極のノーリスクです。デザインしたアクセサリーはTwitter、Facebook、Instagramにそのまま投稿して宣伝することも可能で、売れた場合は販売代金の10%がユーザーの売上として支払われます。10%と聞くと少ないように感じますが、そもそもユーザーはアプリをいじることしかしていないので、ちょっとしたお小遣い稼ぎだと思えばお得でしょう。
こちらがアプリのスタート画面。
アプリを一番最初に起動した際にプロフィール情報とブランド名、自己紹介を入力します。私はFacebookアカウントでログインしていまのところほぼそのままです。もちろんこれらの情報は後から編集できるので、ちゃんとしたブランド名にしたり、プロフィール画像を自分のブランドロゴに変更するとよいでしょう。
今のところ作れるアイテムは、ネックレス、ピアス、イヤリング、イヤーフック、ブレスレットで色はゴールドのみ。ピアスはアレルギー対応の金具も用意されています。最初に作りたいアイテムのベースとなるパーツを選択します。
それから、中間パーツやメインのモチーフとなるパーツを選びます。中間パーツは上下に連結できるようになっており、この「中間」の組み合わせをどうするかで印象が変わってきます。
私は透かしパーツが好きなのですが、透かしパーツとフープ状のパーツは中にパーツを吊り下げられる構造のものがいくつか用意されています。
ピアスとイヤリングは耳の画像に重ねて試着した時のイメージ画像を作ることもできます。
製作画面で面白いのは、いちいちパーツに物理挙動が設定されていること。大きなパーツを連結した時にゆらゆら動いたりして、本当に手にパーツを持って作っているような間隔になります。
最初に作ったピアスに中間パーツとしてラインストーンを加えたところ。あまり天然石パーツをたくさん使うとすぐに9000円台になってしまいますが、安いパーツを選べば1000円〜3000円台でだいたい収まります。
なお、現在アクセサリーの初投稿で1000円分のお買い物ポイントがもらえるキャンペーンが行われています。
さらにお買い物ポイントがもらえるコンテストも実施中。こういうイベントを定期的に開催するのはユーザーの定着率UPに効果的ですね。
今のところ作品にはただLIKE(Facebookのいいね!的なやつ)が付くぐらいでまだ売れる気配はありませんが、ただパーツを組み合わせているだけでも結構楽しくて想像が広がり、「実際のアクセサリー製作の前のシミュレーション」ツールとしても有用な気がします。実際にパーツを買ってからああでもないこうでもないと悩む前に、とりあえずアプリ上で組み合わせて雰囲気を確かめられるのは何気に便利ではないでしょうか。また他のユーザーのデザインパターンを見ることで「このパーツはこういう活用方法もあったのか!」と新たな発見をすることもできます。このサービスは実際にアクセサリー製作をしているクリエイターこそ利用するべきなのかもしれません。ということでしばらく様子見がてら使ってみようと思います。
私のショップページはこちら。よかったら買って下さい。
https://monomy.co/shop/brands/16525
アプリのダウンロードは無料です。現時点ではiOS版しかありませんが、近日中にAndroid版もリリース予定とのこと。
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