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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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なんだか砂がかなりいい感じに乾いてきています。

写真では少々分かりづらいですが、既に細かいヒビ割れもできていている。

これなら1ヵ月放置することもなく完全乾燥するかも。

しかし、ここに来て砂がなんだか白すぎるような気がしてきました。

20090423_Amen1.jpg

体に塗った砂なんか粉雪が積ったよう。

しかしこの上にまたアクリル絵の具で塗装するとアクリル成分特有の艶が出てしまうし、柔軟性のある樹脂製の絵の具を上から塗ったら折角のヒビ割れも見えなくなってしまう。

こんなことならモデリングペースト・サンディの中に日本画用の岩絵の具の粉でも練りこんでおくんだった。

なんか自然な風合いが出る柔軟性のない塗料はないか……と思っていて、はたとひらめいた!

20090423_Amen2.jpg

紅茶だ(※コーヒーではない)

これを上から塗ってみたらどうだろうか?

茶だから柔軟性なんてそもそもないし、その割りには結構色染まるし、基本「水」だから性質劣化も毒もないし。

ということで塗ってみた。

砂だから染み込むのが早いこと早いこと。

20090423_Amen3.jpg

写真だと色が飛んでますが、本物はもうちょっと色が濃いです。

なんかこう、染み込み具合で場所により色がムラになっているのが逆に自然というか。

しかし、全体的にほんのりと紅茶の良い香りのするレリーフになってしまいました。

まあ溶剤臭いのよりはマシかw

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No Zombie No Life!

完成が見えてきた!

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鉄は熱いうちに打てとばかりに、先日のライブ参戦の勢いで一気に作業を進めました。

モデリングペーストを超厚盛りして段差を埋め、バンド名と個人名を彫ってみる…がこの文字入れが微妙に難しかったですね。

まあ乾けばもっと分かりやすくなるだろー。

あとこれでこのモデリングペーストが完全乾燥してヒビ割れてくれれば完成……ですが、完全乾燥までに最低1ヵ月かかる………。

ということで、

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外に置いてある洗濯機の上に置いて乾かしてみました。

春だから通常よりちょっとは早く乾くだろう。

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Lordiのライブに行ってきました

もう一昨日の話になりますが、Lordiの来日公演を見にShibuya-AXに行ってきました。

開演時間が19:00なのに会社の定時も19:00で、移動時間で残念ながら最初の20~25分くらいを見逃してしまいましたが。

普通ならそれくらい”押し”て始まるのに、このバンドときたら律儀にも時間ピッタリにライブを始める真面目な人達が揃っているようで。

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↑ライブ終了後にこっそり撮影したライブステージ

ライブは2回ほどアンコールがあったものの20:30ぐらいには終了してしまいました。

なので全編1時間30分か・・・(私は1時間しか見れなかった)。

正直短いな…とは思いましたが、まあ考えてみたらあの格好で2時間も3時間もライブやったら普通に死ぬよな。

Lordiがどんなスタイルのバンドかは検索でもして調べて欲しいのですが、簡単に説明すると「特殊メイク&全身モンスタースーツで真面目に演奏するバンド」です。

しかもアリス・クーパーやKISSをリスペクトしてか、ステージに演劇の要素も入っている。

特に今回は、メンバー5名以外にゾンビの脇役も何人かおり、さらにステージ上で「ゾンビの体に杭を打ち込む」「首をチョン切って生き血をすする」「本から煙が出る」といった特殊効果もふんだんに使用されて凝った演出になっていました。

特にヴォーカルのMr.Lordiなんて特殊メイクした顔の上からさらにレザーフェイスのマスクかぶるやら医者や肉屋のコスプレをするやらで大忙し。

マスク on マスク、スーツ on スーツなんてむしろ新しいだろ。

こうした「ステージ上で特効」というのが一番難しいのではないでしょうか。だってリアルで、間近で、全方位から見られているんだから”騙し”が通用しない。

もしかしたら手品に近いかもしれない。

そんな手間隙のかかることをやって、且つ観客も煽って、さらに演奏して歌って、そして特殊メイクにモンスタースーツにコスプレ・・・こりゃ大変な商売だ。

時間が短くても、その分他のライブにはない要素がたくさん詰まって「密度の濃い」ライブだったということでしょうか。

是非また来日して欲しい。それも近いうちに。


で、ライブ終了後に記念にTシャツとパンフレットを購入。
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いい歳こいてもやめられない、食玩の大人買いとメタルTシャツ

で、このパンフレットですが、記念にと軽い気持ちで買ったのに中を見たら普通に造型の資料になるレベルのブツで嬉しい誤算でした。

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本当に特殊メイクの彫刻の皺の一本まで確認できるほど鮮明な写真。

見ていると思わず粘土やパテを触りたくなる、何かしら作りたくなるという創作意欲をかきたてられるバンドです。

しかし今までいろんなイロモノバンド、メタルバンドを好きになってきましたが、見ていて彫刻がしたくなるバンドというのは初めてだ。


ちなみに現在のAmenフィギュアの様子↓
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デコパージュに貼り付けるところまでは終わった。

ライブ後のミート&グリードに当選していたら意地でもライブまでに完成させていたものを。

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本番着手

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我慢できなくなってしまいとうとう本番に着手してしまいました。

まあ一個試しで作ったのでコツはつかんでいるから大丈夫だろう。

とあえずデコパージュとフィギュア本体に同時にオイルステインを塗っていますが、やはり1層だけでは色が薄くてダメですね。

最低でも3層は重ねないと格好がつかない。

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ヒビ割れ

大谷吉継のほっかむりと顔の段差の彫り込みはちょっと細かい作業で休日に落ち着いてやりたかったので、その間Amenの作業を進めることにしました。

複数同時進行させていると作業が停滞しないからいいな。

で、先日モデリングペースト「サンディ」を盛ったんですが…

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水分が蒸発した分ヒケて(水分が抜けた分体積が減って、当初素材を盛った厚みよりも薄くなること)、さらにヒビ割れもできていました。

ヒビも全体にまんべんなく入っていればそれはそれでカッコ良いのですが、フィギュアの周りにのみヒビ割れがあるから、なんか失敗してこうなったような感じに…

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拡大してみた。影になって見えにくいですが。

そこで、ヒビ割れの上にさらにモデリングペースト「サンディ」を厚く盛り上げます。

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↑ちょっと周りより白くなっているところが、新しく盛った「サンディ」……っつってもこの写真じゃあまり分かりませんね。

私としては、ヒビの上にさらにヒビが重なる効果を期待してるんですが。

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