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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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地元の美術館で「東村アキコ原画展」をやってるんだが客入りが少な過ぎるので宣伝

地元の美術館に「東村アキコ原画展」を見に行ってきました。



当ブログでも何度か書いていますが、この美術館は「まんが美術館」というその名のとおり漫画・イラスト作品に特化した美術館で、このように年に何度か企画展を行っています。ちなみに前回の企画展は2月7日〜3月29日まで開催された江口夏実さんの「鬼灯の冷徹原画展」でした。レポート記事はこちら

あくまでもこれは私の想像ですが、おそらく同施設にもの凄い切れ者で且つ”ちゃんと分かってる”学芸員さんが入ったに違いありません。だってこんなにも立て続けにリアルタイムで人気のある作品・漫画家の企画展を開催しているのですから。以前は秋田県出身の漫画家を中心に所謂”大御所”と呼ばれる大物漫画家の企画展を年に2〜3回開催する程度だったのに。確かに大御所の作品は貴重でしょうが、ぶっちゃけ今時の子供・若者は喜びません。それが今じゃあ連続でこれですよ。どうも2012年頃から企画の傾向が変わってきているように感じます。

で、東村アキコ先生の原画展ですが、「鬼灯の冷徹原画展」が会議室2つを連結して限られたスペースに原稿をみっしり展示していたのに対し、こちらは大ホールを全て使用するというかなり余裕のある配置でした。ステージ上にはこんな記念撮影スペースまであったし↓






「さらしモヒカン」を完全再現

なんでこのシーンが?と謎だったんですが、コマをよーく見るとダンボールに「JA秋田」の文字が…だからか!

わざわざこんなお遊びコーナーを作るあたり、そしてこのコマをチョイスするあたり、学芸員さんの気合と手腕はハンパではありません。


海月姫6巻の表紙イラストを使用した顔出しパネル



※以上は写真撮影OKのエリアです

場内には東村先生の全作品からの生原稿(カラー含む)、インタビュー記事のスクラップ、グッズ、ノベルティが所狭しと展示されており、全て見るのに3時間かかりました。展示枚数なんと500枚!東村先生の作品にはどれも尋常じゃない勢いがあり、当然生原稿は生の「熱量」を持っているので、それをぶっ続けに500枚連続で鑑賞したらさすがに疲れました。場内には東村先生の作業風景の映像も流れていたのですが、もう早送りしてるんじゃないかというくらいペン入れが早い!何より胸アツだったのは、ゲートを入って真っ先に目に付く位置に「かくかくしかじか」5巻表紙の”日高先生”の巨大イラストパネルが展示されていたこと。やはりこれは”分かる”人でなければ思いつかない配置でしょう。

かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)
かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)
↑このイラストです

これだけ充実した企画展なのに、入場料は大人でも500円!中学生・高校生に至っては300円という激安っぷりです。500円で500枚の生原稿見放題なんて1枚1円かよ!儲けあんのか!

…ところが、こんな大充実低価格な企画なのに、ビックリするほど人が入っていないのです。私が行ったのは日曜日で、行く前は「日曜日のうえに天気良いしな〜。入り口に行列とかできてたりしてな〜。」とか想像してたんですがすんなり入れました。というか入場したら場内に私も含めほんの数人しかいませんでした。(゚Д゚)ハァ?秋田県民は東村アキコを知らんのか?

…でもまあ、仕方ないところはあります。バブル景気の残りカスで田んぼのど真ん中に突然建てられたハコモノ、町には駅もなく、それどころかバスすら満足に走っていない。町民の大半は農家で休日関係なく仕事をしており、秋田県は日本一急速に少子高齢化が進んでおり子供の貧困化も進む一方…。客として想定できる子供・若者の数がそもそも少なく、また来たくても来れない人もたくさんいると思われます。道路は割と整備されてる方なので、県外から見に来てくれる大人の客がもっといればいいのですが、残念ながらこの美術館、宣伝がびっくりするほど下手なのです。なんたって今時ブログもTwitterもFacebookもInstagramも何も使っていないんだから。今あるのは見づらい公式サイトだけ。もう「Web2.0」すら死語になっているこの時代に!有り得ねえ!じゃあイベント告知はどうしているのか?と言うと「市報に掲載する」「チラシを新聞に織り込む」「公式サイトに掲載する」くらい。今時これじゃあバズ(口コミ)なんて狙えるわけがありません。ちなみに私が東村アキコ先生の原画展の情報を知ったのはこのTweetでした。



ネwwwイwwwガwwwーwww

子供・若者は市報やチラシなんて見ません。というか日常生活に於いて紙に印刷されたものをどうこうする機会自体もうありません。これでは県外どころか県内の客にすら満足にアピールできないしょう。さらに悪いことに、同施設は「場内撮影禁止」を掲げているので、来場者は律儀にそれを守り、行ったことを写真付きTweetしないしFacebookやInstagramにも投稿しないしブログにもロクに書きません。私はぜんぜん守っていませんが。つまりオンライン上のバズ(口コミ)がどうやっても発生しないのです。著名な漫画家の生原稿を展示している関係上、確かに撮影禁止は仕方ないことでしょう。でも、展示スペース以外は撮影可にしてもよいのではないでしょうか?施設内には展示スペース以外にも”絵”になる場所があるのですから。ということで、もし同施設の中の人がこれを見ていたら、本気で場内撮影禁止の撤廃とソーシャルメディア活用を検討して下さい。もし活用方法が分からないなら私がコンサルしてもいいです(※要ギャラ)。

なお、「東村アキコ原画展」は5月31日(日)まで開催しています。本当に良い企画展だから秋田県民は万難を排して行って下さい。入場者全員に特別描き下ろしポスターのプレゼントもあります。開催概要はこちらから。

海月姫(1)
海月姫(1)

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