出てしまいました…
こういう「1点だけ青い」状態は危険。そこだけ追熟できない理由があるということだから。前日の36〜37°まで気温が上昇した真夏日にここに一番陽が当たって傷んでしまったのでしょう。
こんな感じで3個が高温障害による腐敗のため脱落してしまいました。しかし発見したのが早期だったため腐っているのはあくまでも一部分のみ。そこで…
腐っている部分に穴を開けてそこから種とワタを取り出し、ちょっと早いですがパンプキンカービングの作例として活用することにしました。
一番最初はこれ。アメリカあたりによくあるタイプのジャック・オー・ランタンっぽい顔ですね。
歯の部分の皮を削って実の部分を露出させたのがポイント。
次はジバニャン…というかかぼちゃを彫っているのでカボチャニャン?私のパンプキンカービングの手法は「マジックで下描きを描いてその通りに彫刻刀で彫る」というものなんですが、何気に妖怪ウォッチのキャラクターは描くのが難しいです。目、鼻、口の顔パーツが全て離れているキャラが多く、そのバランスを見極めるのが大変です。ちょっとでも狂うと途端にブサイクになってしまいます。
白い部分は皮を全て削ってなるべく均一な面になるよう彫って均します。全部掘り終わったらラッカーシンナーでマジックの下描きを消します。
カボチャニャンだニャン♪
最後の大きいカボチャにはちょっと新機軸なカービングを施しました。まず全面を彫刻刀の”角”で粗めに彫ります。
そこにオバケを浮き彫りにしました。バックは徐々に深く彫りオバケの周りだけ貫通させておきます。
そして光らせると…
こんなの。光りのバックにうすぼんやりオバケのシルエットが浮き出るというデザインです。
他の見え方はこんな感じです↓
カボチャニャンはあんまり光りません。もうちょっと白い部分を深く彫れば光が透過するようになるのですが、今更やり直すのがめんどくさいw
これらのパンプキンカービングは、高温多湿な日本では彫った次の日あたりからカビが生えたり部分的に腐ってきたりと全然長持ちしません。なのでこれらも次週を超えられるかどうかはかなり怪しいです。まあ腐り果てるまで庭に飾ったり素材用の写真を撮影しますけどね。腐って形が無くなる最後の最後まで役に立ってもらいます。
皆さんもどうしてもパンプキンカービングをやりたい場合はハロウィンの直前(前々日〜前日)にやるのがオススメです。あまり早く作っても腐ってしまいハロウィン当日(10/31)までは保ちません。
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