忍者ブログ

memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

RSS TWITTER RssTwitter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5周年記念フィギュア

思い立ってから完成までの期間が1週間しかないという、これまでの人生で最もタイトなスケジュールでフィギュアを作っています。作っているのは以下↓


んふんふ

5周年記念でリリースされた「おさわり探偵 なめこ栽培キット」シリーズのLINEスタンプ「なめこのお祝い」の一つです。現在、「なめこ栽培キット」シリーズの5周年を記念したイベント「なめこパラダイス」が東京駅の地下のショッピングモールで開催されているのですが、それに合わせて急遽作ることにしました。

同イベントの開催についてはあらかじめ開発元のビーワークス様よりプレスリリースを頂いていたのですが、最近金が無さ過ぎて上京する新幹線代どころか高速バス代すらないという体たらくで、開会式&初日の様子を取材することができずイベント自体行くのを諦めていました。ところがフリマアプリ「メルカリ」で当初の予想を上回る売上金をGETできたので、滑り込みになりますが行くことにしました。まさか不要品を売って10万を超えるとは思わなかった…

ということで大急ぎで作業を進めています。


一から彫刻している時間はないので、一昨年キャスト複製したやつの残りをボディの土台として使用します。座っているポーズなので足を切り落として底部分を平らに削ります。


もともと気泡だらけなので一回溶きパテを全体に塗ります。その際ついでに口を深く彫ります。



溶きパテが乾燥するまでの間に他のパーツを作ります。1mmのプラ版を切り出して積層し「祝」の字を作ります。


「祝」パーツはプラ版を4枚重ねて厚さ4mmにしました。全体を切り出したら彫刻刀で線を彫ると共に丸く滑らかになるようサンドペーパーで磨いて形を整えます。


整形完成。「祝」パーツと同様の手法でシルクハットも作りました。シルクハットは鍔部分はプラ版2枚重ね(厚さ2mm)、本体は6枚重ね(6mm)です。プラ版を積層して立体を作る手法は、正確に厚みを出したい時や気泡埋めの作業をしたくない時に非常に便利です。ちゃんと整形すればサーフェイサーを吹かずそのまま塗装しても大丈夫だし。


そして溶きパテが乾燥したなめこを一回サンドペーパーで磨き、パーティングラインの段差やビミョーな凹み、大きな気泡などを根気よく消して行きます。でもこのなめこは滑らかな形なので溶きパテ塗→磨きの作業は3回くらい繰り返せば綺麗になります。

作業はわりと順調に進んでいるのですが、よりによってこのタイミングでラッカー系のうすめ液とサーフェイサーが無くなりました。すぐに楽天で買ったのですが、それが届く日時によってかなり塗装できる日が限られてきます。24時間以内に発送してくれるそうなので週明けには届くと思いますが、さてどうなるか?

●今回使ったもの●

【タミヤ】 タミヤメイクアップ材 タミヤパテ(ベーシックタイプ) 【玩具:プラモデル:工具・材料】【タミヤメイクアップ材】【TAMIYA】

価格:278円
(2016/7/3 04:05時点)



【あす楽対象】 GSIクレオス Mr.カラー うすめ液(特大) 400ml

価格:640円
(2016/7/3 04:05時点)



TAMIYA 70124 プラバン1.0mmB4(2枚) プラモデル

価格:559円
(2016/7/3 04:08時点)



プラ板用カッター PカッターS型 204B

価格:385円
(2016/7/3 04:10時点)



タミヤセメント(角ビン)【87003】 【税込】 タミヤ [タミヤセメント(カクビン)]【返品種別B】【RCP】

価格:168円
(2016/7/3 04:11時点)

拍手[0回]

PR

あまりにもローカル過ぎて秋田県南(横手市及びその周辺)の人しか対象にできないイベント告知

アラフォー以上の人なら、1988年〜89年に当時の竹下内閣が行った公共事業「ふるさと創生事業」を覚えているでしょう。これは全国の市町村に1億円をバラ撒くという実に景気の良い地方創生策で、いきなり大金を掴んで頭がおかしくなった田吾作がアホなことに金を使いまくるという地獄絵図が日本全国で展開されました。そんな中、現在横手市に合併されている私の住む町は、町内にある小学校4つを新築&リフォームするなど公共施設の整備にその一億円を使用しました。未来を担う子供達に投資したのだから、その使い途自体は非常に真っ当だったと言えるでしょう。しかし問題は、その後自治体の想定をはるかに超えるスピードで少子化が進んでしまったことです。バブル時代に100人以上いた小学生は今では両手で数えて足りる程に減り、せっかく新築&リフォームした小学校はそれから15年も経過しないうちに廃校になってしまいました。

そんな無用の長物と化した新しい小学校は、現在「地域センター(公民館)」と名を変え、今では地域住民のためのレンタルスペースみたいな施設になっています。考えてみれば、小学校は放送・音響設備はある、本はてんこ盛り、調理室と備品も完備、DIY道具も一通り揃ってる、机と椅子は十分過ぎるほどあり、さらに広い体育館まで併設されているから、どんなジャンルの趣味や催しにも対応できるんですよね。

で、今では横手市の持ち物になっていて運営経費も市から出ているので、しっかり活用して地域活性化に役立てないといけないわけです。


そこで7月16日(土)PM2:00より、横手市増田町「亀田地域センター」にて「2016 夏まつり」が開催されます。我々地域住民は「地域センターまつり」と呼んでいますが…


そこの目玉的な催しとして、なんと私の特殊メイク体験コーナーが設置されることになりました。料金はなんと無料!秋田ふるさと村のお化け屋敷の特殊メイク体験コーナーは1回500円ですがこのイベントでは何回でも無料です。お得!

…とは言え、テーマパークの秋田ふるさと村と違いこのイベントは客層どころか集客が全く読めません。そもそも今この地区に子供っているんだろうか…?ということで、タダで特殊メイクを体験したい、体験しないまでもどんなものか一度見てみたいという方はある意味狙い目です。というかお客さんが来ないのはあまりにも寂し過ぎるので賑やかしも兼ねて宜しければいらして下さい。「僻地の公民館は本当にちゃんと仕事してんのか?」と疑問に思っている横手市役所の関係者も視察がてら如何ですか?とりあえず公民館のイベントで特殊メイクを行う事例はこれが初だと思います。

なお、現地には電車やバスなど公共交通機関は全くないので自力でお越し下さい。

拍手[0回]

Sendai I・Doll VOL.4に申し込みました

いつも締め切り最終日ギリギリに申し込んでいるのですが、今回は4日も余裕を持って申し込みました。



ということで、7月31日(日)に仙台国際センターにて開催されるドールイベント「Sendai I・Doll VOL.4」に出店します。今回は遂にSDのヘッドを入手したということで、これを土台に仮面を作り堂々と「SD」のジャンルで出展できます。まあまだ新しい仮面は作ってないんですがね…。でも既に作り貯めている仮面が10枚以上あるので今回はかなりバラエティに富んだ品揃えになる予定です。新たなSD用仮面はあと1ヶ月でなんとか作ります。
スペースNo.は分かり次第「お知らせ」にて告知しますので少々お待ち下さい。

拍手[0回]

妖怪がやってきた

先月から利用しまくっているフリマアプリ「メルカリ」ですが、最近新しい買い物をしました。それは…


妖怪ウォッチのプラモデル4体(組立済)


前々から妖怪ウォッチのプラモを素体にして改造したいと思っていたので良い買い物でした。どうせ未組立の新品を買っても自分で一回組み立てるんだから、むしろその手間が省けて時間の節約になるってもんです。

で、お値段なんと500円!さらに私はCM放送記念で現在実施中のキャンペーン「メルカリくじ」で240円分のポイントを当てて貯めていたので、それを消費したから実質260円で購入できました。260円でプラモ4体ですよ。


ンフンフ!(コマさんかわいい!)


んふんふ(ブシニャンの兜をかぶってみた)

これ、たぶん子供が遊んで飽きちゃったやつだと思うんですよね。普通だったら子供が遊んで飽きた玩具なんてプラスチックごみの日に捨てられてしまうでしょう。でも適当に値段を付けてメルカリで売りに出せば、私のようなモデラーが改造用の素体として買い、その分ゴミが減り、出品者もいくらかのお小遣いが手に入るわけです。送料分を引いたら儲けなんてせいぜい100円くらいでしょうが、ただゴミに出しても1円にもなりません。なんてエコでお得なサービスでしょう。

メルカリの売れっぷりを「ゴミでも売れる」なんて表現している記事をよく目にしますが、マジでメルカリの出現以前と以降では家庭ゴミの量も変化しているのではないでしょうか。

妖怪ウォッチ 妖怪三国志 ジバニャン劉備 色分け済みプラモデル



はじめてのメルカリの使い方 (BASIC MASTER SERIES)

拍手[0回]

おねんどおねえさんがすごい

4月から「おさわり探偵 なめこ栽培キット」のショートアニメ作品「なめこ ~せかいのともだち~」を見出したためNHK Eテレの「にゃんちゅうワールド放送局」を見るようになったのですが、なめこの他に「おねんどおねえさん(岡田ひとみ)」の「世界ねんど遺産」のコーナーがだんだん楽しみになってきています。








「世界ねんど遺産」は、「おねんどおねえさん」が雲の上から地球を観察して目に留まった世界中の食べ物、動物、建物などを紙粘土で作るコーナーです。興味深いのは、使っている素材と材料の全てがどうみてもダイソーで買った100円のものばかりなこと。基本となる白い紙粘土もプラスチックの粘土ベラも、着色用の水彩絵の具も筆も綿棒も木工用ボンドも全てが100円!もちろんNHKなので具体的な商品名は伏せラベル類も剥がしていますが、見ればなんとなく分かります。




そして凄いのは、番組内で紹介している方法がなんてことなく見えるのに完成度は高いことです。本当に凄い人は凄いことをさも簡単であるかのように難なくこなしてしまうものですが、おねんどおねえさんもまさにそれ。紙粘土をこねて水彩絵の具を混ぜて内部着色し、各パーツを乾燥する前に木工用ボンドで接着し、これまた乾燥する前に水彩絵具で着色する。これだけでありとあらゆるものを作ってしまうのです。しかもデザインセンスも良いのかデフォルメ感がこれまたかわいい。

この、「やってみると意外と難しいことを簡単そうに、しかも入手しやすい物だけでやる」という手法は子供向け番組にはピッタリです。だって「よし!じゃあ自分もやってみよう!」と粘土細工に挑戦する子供が増えるから。実際にやってみて初めて難しいと実感するのもまた勉強です。

なお、おねんどおねえさんは木工用ボンドの使い方が非常に上手く、パーツ接着だけでなく、表面に薄く塗ってツヤあり表現をしたり、ちょっとだけ水彩絵具を混ぜて内部着色し、スープやソースなどのクリア素材として使用したりと独創的です。大人だったらニスやレジンなど高価で本格的な素材に走ってしまうところを、敢えて子供でも扱いやすい木工用ボンドだけでどうにかしているのがむしろ創造的だと思います。木工用ボンドの新たな可能性を感じました。

Amazonを調べてみたらミニチュアフードを作り方を解説した子供向けのハンドメイド本が大量に出てきて、ちょっと見てみたくなりました。本で解説されている作品はさすがに時間をかけて作っているためか「世界ねんど遺産」よりも作り込んだ作風のようです。

岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング



ねんドル岡田ひとみのはじめてのねんど―子どもとつくる年中行事



ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアフードのお店やさん

拍手[0回]

Clear