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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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おねんどおねえさんがすごい

4月から「おさわり探偵 なめこ栽培キット」のショートアニメ作品「なめこ ~せかいのともだち~」を見出したためNHK Eテレの「にゃんちゅうワールド放送局」を見るようになったのですが、なめこの他に「おねんどおねえさん(岡田ひとみ)」の「世界ねんど遺産」のコーナーがだんだん楽しみになってきています。








「世界ねんど遺産」は、「おねんどおねえさん」が雲の上から地球を観察して目に留まった世界中の食べ物、動物、建物などを紙粘土で作るコーナーです。興味深いのは、使っている素材と材料の全てがどうみてもダイソーで買った100円のものばかりなこと。基本となる白い紙粘土もプラスチックの粘土ベラも、着色用の水彩絵の具も筆も綿棒も木工用ボンドも全てが100円!もちろんNHKなので具体的な商品名は伏せラベル類も剥がしていますが、見ればなんとなく分かります。




そして凄いのは、番組内で紹介している方法がなんてことなく見えるのに完成度は高いことです。本当に凄い人は凄いことをさも簡単であるかのように難なくこなしてしまうものですが、おねんどおねえさんもまさにそれ。紙粘土をこねて水彩絵の具を混ぜて内部着色し、各パーツを乾燥する前に木工用ボンドで接着し、これまた乾燥する前に水彩絵具で着色する。これだけでありとあらゆるものを作ってしまうのです。しかもデザインセンスも良いのかデフォルメ感がこれまたかわいい。

この、「やってみると意外と難しいことを簡単そうに、しかも入手しやすい物だけでやる」という手法は子供向け番組にはピッタリです。だって「よし!じゃあ自分もやってみよう!」と粘土細工に挑戦する子供が増えるから。実際にやってみて初めて難しいと実感するのもまた勉強です。

なお、おねんどおねえさんは木工用ボンドの使い方が非常に上手く、パーツ接着だけでなく、表面に薄く塗ってツヤあり表現をしたり、ちょっとだけ水彩絵具を混ぜて内部着色し、スープやソースなどのクリア素材として使用したりと独創的です。大人だったらニスやレジンなど高価で本格的な素材に走ってしまうところを、敢えて子供でも扱いやすい木工用ボンドだけでどうにかしているのがむしろ創造的だと思います。木工用ボンドの新たな可能性を感じました。

Amazonを調べてみたらミニチュアフードを作り方を解説した子供向けのハンドメイド本が大量に出てきて、ちょっと見てみたくなりました。本で解説されている作品はさすがに時間をかけて作っているためか「世界ねんど遺産」よりも作り込んだ作風のようです。

岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング



ねんドル岡田ひとみのはじめてのねんど―子どもとつくる年中行事



ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアフードのお店やさん

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