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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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パッキング完了


納品分計15点のパッキングが只今完了しました!

自分で言うのもなんですがこうしてちゃんと袋に入れたら一気に”商品”っぽくなった!台紙に紙ではなくブラックレザー風の合皮を使っているのがポイントです。なぜブラックレザー風の合皮なのか?それは昨日BSジャパンで「マッド・マックス2」を見た勢いです。早く「〜怒りのデス・ロード」が観たい!!

あと突然話が変わりますが、日本経済新聞デビューをしてしまいました。

お気軽、放置系ゲーム キャラクターが勝手に成長
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO88496390V20C15A6NZ1P01/

英字新聞には毎月記名コラムを書いているのですが、遂に日本語の全国紙にフルネームが載ってしまうとは…。なめこシリーズ(フルコンプした無印とSeasons以外)を毎日プレイしているのは事実です。でなきゃフィギュアなんか作りません。

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出店準備中

仙台市の「黒猫貴族の館」さんに作品を置かせてもらえるようになったことは既にお伝えしましたが、実はもう一店出店が決定したので現在その準備をしています。ちなみにどちらも「おでかけライブin山形」への出展がご縁となりました。まだ3回しか出展したことないのにおでライ山形効果すごい。



仕事が終わった後にやっているのでなかなか進みませんが。
なんとか今週中に終わらせてお店に発送したいと思っています。どこのお店か?どんなものが並ぶのか等は発送が完了次第改めてお伝えしますのでお楽しみに。

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「シーリングワックスの本」という本を読んだらシーリングワックスを使った何かを作りたくなった件

ちょっと面白い本を買ったのでご紹介。

増補版 シーリングワックスの本: 基本の使い方からアレンジ法まで
増補版 シーリングワックスの本: 基本の使い方からアレンジ法まで
「シーリングワックスの本」というそのものスバリなタイトルの本です。


「シーリングワックス」とは、まだのりやテープなんて便利なものが無かった頃、手紙に封をする時に便箋や封筒に蝋を垂らしてスタンプ(印鑑)を押したものです。中世を題材にした海外ドラマや映画によく出てくるので見たことのある人も多いかもしれません。それ以前の古代では西洋でも東洋でも泥を塗ってスタンプを押し封をしていたそうですが、時代を経るにつれ西洋ではそれが蝋になり、東洋では朱肉や墨を使ったものになったのだとか。なので現在日本で使われている印鑑とも関連があると言えます。

本書はこの「シーリングワックス」の使い方から必要な道具、さらにちょっと変わった活用方法までを広く紹介・解説した本です。シーリングワックスどころかもはや紙の手紙を書くこともなくなった今読むとむしろ新鮮で、読み進めるごとにシーリングワックスを使うために何か紙を使いたくなるという本末転倒な欲求が沸々と湧き上がってきました。

面白かったのが、筆者が海外から入手したという様々なシーリングワックス関連グッズの紹介です。


シーリングワックスは、蝋を直接火で炙ったり、スプーンにのせてアルコールランプなどの熱で溶かしたりと直接火を使うのが面倒&危険ですが、これは両面テープで貼ってドライヤーで溶かしてスタンプを押すだけというお手軽且つ安全なもの。なんて上手いことを考えたんでしょうか。まさにアイデア商品!最初からいい感じの円になっているのも( ・∀・)イイ!! 蝋が流れていびつな形になったらテンション下がりますからね。

 
これはスプーンで溶かす用の細かいビーズワックスなのですが、一つ一つの形がハート型になっています。これなら可愛くてシーリングワックスを使わない人でも勢いで買ってしまうかもしれません。特にいろいろな色が混ざっているのがお得感あり。

あと興味深かったのは、シーリングワックスをゴージャスに見せるアレンジ法です。


複数の色の蝋を調合して自分の好きな色を作ったり、さらにそれらを敢えて不均一に混ぜてマーブル状にしたり…


蝋が固まる前にラメをふりかけたり…


蝋の上にものるインクを使って特定の部分にだけ色を付けてみたり…

他にも「蝋にアロマオイルを混入して香り付きにする」など、よくぞ思いついたもんだと感心してしまう様々な工夫が紹介されています。こういう楽しみ方ってメールやメッセージングアプリでは絶対できないアナログならではの良さですね。

とは言え、実物の手紙や紙の書類などを使う機会がどんどん減っている現在、当然ながら日常に於いてシーリングワックスを使用する機会も減っています。それを考慮してか、巻末には「シーリングワックスをモチーフにしたグッズの作り方」も掲載されています。


カードホルダーのアクセントとして使用してみたり…


オーブン粘土にスタンプを押して”シーリングワックス風”のストラップやボタンにしたり…


アートクレイシルバーにスタンプを押してシーリングワックス風のシルバーペンダントを作ったり…


木製ピンチをデコったり、キーホルダーにしたり、画鋲にしたり…

シーリングワックスのように見えればOKなので、何が何でも蝋を使わなければならないわけでもないんですね。ここら辺を読んだ時にはもう本気でシーリングワックスをモチーフにした作品を作りたくて堪らなくなってしまいました。というか多分作ります。 とりあえずスタンプを自作するところから始めるか…

今でも紙の手紙を結構書く、または結婚式のアイテムを自作する、手仕事や手作りが好きという人ならきっと楽しめる本だと思うので是非読んでみて下さい。シーリングワックス用品を買えるお店のリストとかも載ってます。

あのひとへ!シーリングスタンプ「M」、ワックス 封蝋、 セット

新品価格
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というか今時Amazonでもシーリングワックスのキットなんて買えるんですけどね。

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とりあえずキーホルダーに加工


昨日作ったシリコン型からまずは4個複製してみました。ついでに天使のゾンビ顔バージョンも3個複製。左上端のスカルの顔部分も一見中途半端に余ったキャストを流したように見えますが、実はちゃんと意味があります。後でこれを元にさらに原型を作るのですがそれはまた今度。


とりあえず上記のうちスカル2個とゾンビ天使をキーホルダーに加工してみました。うっかり新聞紙の上で写真を撮ってしまった…


もちろん後でまともな作品写真も撮影しました。

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シルバースカルの型取り




これは10年以上前にシルバーアクセサリー教室の課題で作ったスカルのペーパーウェイトです。私は特殊メイク・特殊造型系の専門学校を卒業した後にシルバーアクセサリーも作りたくなり、半年だけの短期間シルバーアクセサリー製作教室に通っていたのですが、そこは金と暇が有り余っている有閑マダムが対象のようなところだったので、先生の作例や課題もオカンアートばかりでした。まあ教室なんて技術と知識が得られればOKなので別によかったんですが。実はこれも「ブロック状のハードワックスを削って野菜型のペーパーウェイトの原型を作る」という課題だったのですが、シルバーの野菜作って何が面白いんだっつの!ここはやっぱスカルだろ!と作ったのがこれです。しかし今考えたら、我ながらブロックワックスをリューターで削りだしてスカルを作るなんて面倒なことをよくやったもんです。特に歯の部分とか。もう絶対やりたくねえ。今だったら粘土とかエポキシパテで原型作ってシリコン型作ってそこに溶かしたソフトワックスでも流し込みます。


ちなみにこれ、シルバーの鋳造代をケチるため裏側を極限まで肉抜きしたら軽くなり過ぎてペーパーウェイトとして使えなくなりました。かと言ってペンダントヘッドやリング、バングルにするには大き過ぎ、バックルにするには小さ過ぎる…まさに帯に短し襷に長し。 

ということで、これを何に活用しているかというと…


原型。空いている隙間を油粘土で埋めてプラ版に固定し、シリコン型を作ってキャストで複製しアイテム化します。これまでこのスカルを使ってマグネットとキーホルダーを製作してきました。ただ東北で活動し出してからはまだこれを使ったアイテムは販売していなかったので、久々にやってみようと思います。


なお、今回はシリコンの量をケチるために壊れたシリコン型を再利用することにします。


まず、古いシリコン型から「キャストに接した部分」を取り除きます。というのも、硬化後のシリコンは塊のように見えて実は細かい穴が空いている多孔質なもので(スポンジみたいな)、その穴の中に徐々にキャストが染み込んで固くなってしまうのです。何回も同じシリコン型を使っていると劣化し脆くなるのもそのせい。上記の写真でも、キャストに接した部分とそうでない部分の色が明らかに違うのが分かるでしょう。黄色くなっているのはそれだけキャストが染み込んだからです。


で、キャストが染み込んでいない劣化していなさそうな部分だけ取り分けてさらに細かく切り刻みます。


そしてシリコンに硬化剤を混ぜ、まず表面一層のみ普通に型枠に流してスカル全面を覆います。


次に、残りのシリコンに刻んだシリコン片を投入して混ぜ、後から型枠に流します。つまり投入したシリコン片の体積分のシリコンをケチるというわけです。同じ材料なんだから固まれば一体化するし。ただし気泡が残りやすくなるので注意が必要ではあるのですが。これで本当にちゃんと型取れるの?と思いますが…


意外とできるんだなこれが。

今後これを使っていろいろ作っていきます。

●今回使ったもの●

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