本日横手市交流センター/Y2ぷらざにて開催された「ジュニアハロウィンパーティinよこて ~ みんなが主役!夢カーニバル」に出展してきました。昨日「生首は持っていなかい」と書きましたが、秋田ふるさと村のお化け屋敷の調子でついうっかり持って行ってしまったのでやはり飾りました。
ブースの裏側はこんな感じ。
昨日作ったジャック・オー・ランタン。顔を描いたカボチャと日焼けりんごは仮装コンテストの上位入賞者の副賞として使ってもらいました。
せっかく横手商工会議所初主催の大規模なハロウィンイベントだったのに今日は早朝から土砂降り。はたしてお客さんは来るのだろうかと心配でしたが、「
横手市にまだこんなに子供いたんだな」とびっくりするくらいたくさんのお客さんが来ていました。仮装コンテストはエントリーの締め切りが早かったとはいえ20組以上が出場し、コンテストに参加しないにもかかわらずバッチリ仮装してきている子供達も大勢いました。
これはイベント開始30分くらい前の写真なんですが、この時点で開催を待っている人がざっと100人くらいいましたからね。横手市やるな。
なお、今日は横手駅東口側エリア「よこてイースト」のイベント期間中でもあったので、ハロウィン以外の様々なイベントも開催されていました。これはその一環で無料でもらった新米の試食。白米をそのまま食べるのはつまらないのでちゃんとふりかけがかかってます。
午後からは仮装コンテストの審査員もやらせてもらったのですが、驚いたのは、市販されている衣装をただ着ている子供よりも、自分や親、おばあちゃんが手作りしたオリジナルの衣装を着ている子供の方が多かったことです。しかも顔にメイクまでして。今ではどんなクソ田舎でも楽天やAmazonで舞台用のメイク道具を通販できますからね。これって何気に凄いクリエイティビティじゃないですか?
それでふと思い出したのですが、私が子供の頃は幼稚園のお遊戯会や小学校の学芸会の衣装って学校側が用意するのではなく、学校が指定したものを子供の親が作らされていたんですよね。しかも材料費まで自腹で。それどころか雑巾やら学用品・日用品を入れる袋やら、昔の幼稚園や学校はやたらと子供の親に普段使いの細々したものを手作りするよう強制していました。今考えたらなぜ学校都合で親が余計に金と時間を費やさなければならないのか?何が何でも手作りじゃなきゃいけない理由でもあるのか?子供の家が自営業だったり母親も勤めに出ていたりして忙しいことを教師たちは理解しているのか?などなど本当に理不尽極まりないのですが。現在そんな奇習は時代の流れに淘汰され無くなりつつありますが、この幼稚園・学校側の強制によるハンドメイド文化が、自由に楽しめるハロウィンの仮装に移行しつつあるのではないでしょうか?作る側としては、他者から強制され「作らなければならない」ものよりも自発的に「作りたい」と思ったものの方がモチベーションが上がるし、何より子供にとっては自分や家族が手作りした衣装でハロウィンの仮装するのは一生の思い出になるでしょう。もしかしたらそれをきっかけに何かを作ったり表現したりする職業を志すようになるかもしれません。さらにハロウィンで仮装したりイベントやパーティを開催する人が増えれば手芸屋やホームセンター、100円ショップ、美容室といった地域の店舗も儲かります。そう考えるとハロウィンは子供の教育に良いうえに地域活性化にも有効なイベントと言えます。もしかしてクリスマスより経済効果が狙えるんじゃないでしょうか。
ちなみに「ジュニアハロウィンパーティinよこて」は既に来年も開催することが決定しているそうです。来年は晴れるといいですね。豪雨でも集客できたということは、晴れればもっと多くの動員が見込めるでしょう。
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