一見何の変哲もない丸いハロウィンカボチャ…
ところがこれもまた高温障害により一部が腐っていたのです!せっかく丸い形状だったのにもったいない!ということでこれも作例として役立ってもらうことにしました。
手順はいつものとおり腐った部分を中心に丸くくり抜き、その穴から種とワタを取り出してカボチャを空洞にするというもの。この作業だけでカボチャの重量は半分くらいになります。
完全に空洞にしたところ。食用のカボチャにしては妙に瑞々しかったので、形自体は丸くてもキュウリあたりの花粉と交配した可能性あり。水分が多いとすぐカビが生えるんですよね…
次に見本の画像を見ながらマジックで顔を描いていきます。今回は妖怪ウォッチのウィスパーにしてみました。
下描きに沿って彫刻刀で彫っていきます。
目元はこんな感じ。
ざっと顔を彫ってみました。口の部分は完全に貫通させています。
ただし、これだと彫りが浅く中にロウソクを入れた際に上手く光が透過しません。
以前のジバニャンのランタンみたいになってしまいます。
そこで、浅く彫ったラインに沿ってもっと深く彫っていきます。なるべく均一な面になるように鳴らしながら彫るのがポイント。ボコボコに掘るとロウソクを入れた際に光がムラになってしまいます。
白目部分と唇の深彫り完了!
正面から見たところ。
後は下描きの線をラッカーシンナーで拭きとって完成!
またいろいろ展示例の写真を撮ってみます。版権ものなので販促POPには使えませんが…
夜になってからロウソクを入れて撮ってみました。先のジバニャンに比べ明らかに光が透過しています。よかったよかった。
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