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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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鍵穴と歯車の眼帯

ドール用仮面だけだとつまらない…というかそろそろ私も飽きてきたので、ドール用の眼帯も作ることにしました。そこで使用するのはこちら。


昨年末のフィンランド旅行の際にヘルシンキで購入したポリカーボネイト製の歯車の型です。


ヘルシンキの店では手作り石鹸の型として販売されていました。裏紙には樹脂系もいけると書いてありますが、心配なので今回は…


やはり透明粘土「すけるくん」を詰め込んでみました。


見てのとおり薄い型なのでストーブの上に置くと変形する可能性があるため、今回はこのまま自然乾燥させることにします。自然乾燥だと1週間くらいかかるそうなので気の長い話ではありますが…

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スチームパンクなドール用仮面その2

本日の新作です。






本作では仮面の土台の段階から彫刻しました。金属板を何枚も貼り重ねているように見えますがもちろん全部つながってる1つの粘土の塊です。


完全乾燥したらまず敢えてラフに黒一色に塗ります。


次に以前のシリコン型実験で複製した透明粘土「すけるくん」製の歯車パーツをエポキシ接着剤で貼ります。




そして歯車も含め塗り残しのないよう真っ黒に塗ります。




最後に仕上げとしてグレイでドライブラシ塗装します。意地でも「スチームパンク作品によくありがちな金古美」色にはしません。






裏にフェルトを貼って紐を通して完成!

これも2月12日(日)のI・Doll Sendaiにて販売予定です。もちろんmそれまでにはちゃんとした作品写真も撮影予定ですがね。早く寒波が過ぎ去って例年通りの気温になってくれれば…

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新作ドール用仮面2枚

今日はたくさん作業しました。まずは一昨日からの続きの百目仮面の続きです。


目玉パーツにまぶたを付けて…


隙間に着色したエポキシ接着剤を充填して…


アクリル絵の具で塗装して…




裏にフェルトを貼って紐を通して完成!

さらにもう一枚新たなドール用仮面も作りました。ストーブを使っていると粘土がすぐに乾いて作業がはかどります。


薄くのばした透明粘土「すけるくん」を完全乾燥させてアクリル絵の具で下地を塗り…


デコステッカーを貼ってさらに梨地になるようにアクリル絵の具を塗ります。


その上に黒のアクリル絵の具でドライブラシ塗装してレースというか柄ストッキングみたいな質感にして…






最後にフチの周りにブレードを貼って仕上げ、さらに裏にフェルトを貼って紐を通して完成!

ドール用仮面は小さいので丸1日あれば2枚くらい余裕で作れて本当に楽です。なお、ちゃんとした作品写真はある程度まとまった数になったら一気に撮影します。なぜなら寒波のせいで現在の気温がフィンランド並みになっており撮影ブースのある部屋がクソ寒いからですw

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「大山竜作品集」はクリエイターこそ見るべき

フィギュアモデラーの大山竜さんの作品集を買いました。


大山竜さんはクリーチャーから怪獣からキャラクターものからどんなジャンルのフィギュアを作っても凄いオールラウンダーなモデラーさんなんです。




こうしたモデラーの作品集は、これまで製作されたその人の様々な代表作をカッコ良く撮影した「作品写真」が収録されるものです。もちろん本書にはそのページもあるのですが、それ以上に収録されているのが…


なんと製作途中の風景!芯の状態からスカルピーを盛った状態、彫刻している最中と、本当にスカルピーのまんま、彫刻したまんまの作品の写真が多数収録されているのです。これはマジで参考になります。ものを作っていると、「他の人って一体どんなふうに作ってるんだろう?」と他人の製作風景が気になりませんか?本書を読んでいるとまさにその製作風景を見せてもらっているような気分になります。




あと大山さんの凄いところはキャラクターモデルすらほぼ全てスカルピーで彫刻していること。私はどうしても「クリーチャー系やリアル系はスカルピー、キャラクター系は石粉粘土やポリパテやエポキシパテなど”硬くて削りやすい”素材」で作るものだという先入観に未だにとらわれているのですが、大山さんはスカルピーで見事にキャラクターの「ライン」を出しているんですよね。面も奇麗に均して、細い髪の毛の先までピーンと伸ばして。これはマジで凄いです。






他にも、彫刻の際に使用するスパチュラの作り方、彫刻の際の持ち手やベースの作り方、さらに彫刻途中の作品を運搬するための箱の作り方まで丁寧に載っています。もう作品のファン向けではなく完全にモデラー向けの編集で、まさに実際にもの作りをしているクリエイターのための本と言ってもよいですしょう。フィギュアモデラーだけでなく、何か粘土を使った作品を作っている人なら読んで損はない内容です。

大山竜作品集 & 造形テクニック
大山竜作品集 & 造形テクニック

ポリフォーム スーパースカルピー ファーム(グレイ) 1lb (454g) 39081691
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目玉仮面

新たなドール用仮面の製作に着手しました。


特殊メイクでも使用している手芸用の目玉パーツを使った仮面です。動かすと黒目が動くので完成すればなかなか面白いギミックの付いた仮面になるはず。


一旦仮面の土台を作って完全乾燥させたのち目玉パーツを接着し、さらに透明粘土「すけるくん」でまぶたを付けます。

これで全体が完全乾燥するまで待ち。乾燥したらアクリル絵の具で塗装します。

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