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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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【行く予定】ハンズ・ギャラリー マーケット×BASEコラボイベント

vsmediaの記事執筆中に面白いプレスリリースを発見したのでメモ代わりにここに書いておきます。



株式会社東急ハンズは、BASE株式会社と2014年1月18日(土)~31日(金)の2週間共同イベントを開催いたします。

当社が運営する手づくり品をネットとリアル店舗で買える「ハンズ・ギャラリー マーケット」と30秒でネットショップを作ることができる「BASE(ベイス)」が、プロ・アマチュア含めクリエイターを支援するイベント企画です。「日本全国のクリエイターの手づくり作品が渋谷に集合!」をコンセプトに、両サイトで参加クリエイターを募り、全国から応募いただいた約300名の中から選ばれた、66名(予定)のクリエイターの本イベントへの参加が決定しました。

開催期間中、1週間ごとに出展作品を入れ替え、日替わりで2名のクリエイターが特設ブースにて販売を行います。渋谷店 HINT7に常設しているレンタルギャラリー『ハンズ・ギャラリー マーケット』とは違った、新たな作品も多く展示されます。

■イベント概要
開催期間    : 2014年1月18日(土)~31日(金)
実施場所    : 東急ハンズ 渋谷店 B2C エントランスフロア
参加クリエイター: 66名(予定) ※ハンズ・ギャラリー マーケットもしくは
          BASEに登録している方
出品点数    : 約2,000アイテム以上(予定)
出店予定作家一覧: http://hands-gallery.com/magazines/special/14.html


ハンズ・ギャラリー マーケット(Hands Gallery Market)」は、東急ハンズが運営する手作り作品のマーケットプレイスで、実店舗とWebの双方で展開しています。手づくり品のためのギャラリー&マーケットです。一方BASEとは、シリアルアントレプレナーの家入一真さん率いるLivertyが立ち上げた30秒でネットショップを作ることができるWebサービスです。

実は私もBASEで通販サイトを作ろうかと検討中で且つ今週末に東京に行く予定があるので、試しにちょっと見に行ってみようと思います。もし写真撮影OKならこことvsmediaにもレポート記事を書こうかなと。

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かつて秋田県南には県央以上にアツい同人ムーヴメントが存在していた

昨日の記事の続きです。

今は見る影もない荒れ地となった秋田県の同人市場ですが、実は約20年前の私が中学・高校生だった頃、秋田県南には県央にも勝るほどのアツい同人ムーヴメントが存在していました。その中心地はY沢市。なぜ私がそれを知っているのか?それは私がドンピシャの時期に学校の美術部を根城に同人活動を行っていたからです。

私の中で一番古い同人イベントの記憶は、中学1年生の時に本屋で立ち読みした学研のアニメ雑誌「アニメディア」のイベント情報欄にY沢市で開催予定の同人誌即売会の概要が掲載されているのを見つけたことです。その時の驚きは大変なものでした。全国誌に秋田県の、それも近隣の街で行われるイベントが載るとは。さらに近隣で同人誌即売会が行われているという事実自体も衝撃でした。当時はまたインターネットが普及しておらず、イベント情報を得るのも、また同人誌の通販すらも専ら商業誌に頼っていた状態。そんな中、こんな貴重な情報を無駄にはできないと早速同じ美術部のヲタ友達を誘って見に行ってみました。まあフタを開ければ地元民の手作り感丸出しの小規模なイベントで出展サークルも20組程度だったのですが。しかし当時の我々にはそんな規模のイベントですら衝撃的でした。自分達の住む場所にサークルを立ち上げて同人誌を発行するだけのバイタリティを持つ人々が20組もあり、中には自分達と同じ中学生もいる。その一方で結婚して子育てをしながらコツコツと本を作る主婦もいれば、親と同居し且つ昼間仕事をしながら睡眠時間を削り活動している社会人もいる。こうした人々を一度に目の当たりにし、次に思うことは何か?

自分らもサークルやらねえ?

ということで友達とトントン拍子に話が転がり、「次のイベントにサークル参加しよう!」ということになりました。なお、このイベントに行って初めて知ったのですが、実はY沢市では以前より数ヶ月ごとに同じ会場で同人誌即売会が行われていたとのこと。前述のように当時はインターネットが無かったから、こうしたイベント情報は実際にイベントに出向いてチラシを貰ってくるよりほか手段がありませんでした。つくづくリアルな繋がりしか無い不便な時代だったんですよね。


会場となった建物は今でもあります。Googleストリートビュー便利だわー

当時の同人誌作りと言えば専らコピー誌でした。そもそも当時の秋田県にはオフセットで製本してくれる同人印刷屋なんか無かったし(この時点で既に他県に相当遅れを取っていた…)、ガキには数十冊の在庫を抱える度胸が無かったからです。せいぜいコピーで10冊前後作って様子を見る程度で、あとはコツコツグッズを作るとか。そのコピー誌すら「2人で作るのは大変だから他の人混ぜね?」という話になり、最終的に友達の「小学校の後輩でムチャクチャ絵の上手い奴がいるから誘おう」という案をそのまま受け入れ、小学生を巻き込んで同人誌を作るということをやらかしました。今ではとても考えられん…

1年後、学年は進み小学生だった彼らも中学に上がり、当然のごとく美術部に入部。今も昔も美術部はヲタの巣窟と化す部活です。さらに幸いなことに美術部の先輩達まで揃いも揃って皆ヲタだったため、Y沢市で同人誌即売会が開催されている情報に触発され彼らもサークル活動を本格始動させてしまいました。こうなるともはや美術部という名の漫研で、部活中にマンガやアニメ雑誌を回し読みする(美術部だと”資料”という名目が使える)、原稿を描く、本の構成を考えるなんてことは当たり前となり、その環境に触発されて本来ヲタでもなんでもなかった部員までがヲタに目覚め、さらに新たなサークルを作るという好循環が生まれました。後に他地域のサークルの人々に聞いたところ、他校の美術部も似たような状況になっていたそうで、当時の学校の美術部は言わば「同人ムーヴメントのインキュベーター」の役割を果たしていたのでしょう。これは高校に進学しても変わらず、むしろ高校の美術部は多地域からヲタが集結するもっと”濃い”場所となり、様々な市町村のヲタ達が画力を競い合い、それにヲタではない部員までが巻き込まれなし崩し的にヲタになってしまう魔窟と化していました。

なお、私の中学2年〜高校生の頃にY沢市の同人誌即売会イベントの開催状況は変化してきます。それまでは1組の主催者が数ヶ月おきに細々とイベントを開催していたのですが、イベント主催者自体が増えて違う種類の同人誌即売会が複数開催されるようになりました。それは時が経つに連れて加速していき、私が高校3年生になる頃には毎月何かしらの同人イベントがY沢市で開催されるほどに。とは言えクソ田舎過ぎてイベント会場に適した場所が無く、いつも上記の同じ場所だったのですが。このムーヴメントはやがて近隣地域にも飛び火し、「今度Y手市でも同人誌即売会が開催されるから出てみよう!」「○○で委託同人誌オンリーの即売会があるから見に行こう!」とまさに同人イベント百花撩乱状態になっていきました。もちろん同時期の秋田市でも同人誌即売会が、それも企業主催ではるかに大規模なイベントが定期的に開催されていましたが、その頻度自体は県南よりも少なかったのです。実際、「秋田市よりも県南の方がたくさんイベントがあるし売上もある」と言いわざわざ秋田市から県南に遠征してくるサークルも複数ありました。県北はどうか分かりませんが、当時の秋田県には…

県央:
企業主催で規模が大きく運営もしっかりしているがたまにしか開催されない同人イベント

県南:
個人主催で規模が小さく運営も手探りで設営作業すら出展サークル自らが協力してやるレベルだが開催回数が多い同人イベント

という2つの同人イベント市場が同居していました。おそらく秋田市でも個人の小規模なイベントは行われていたとは思いますが、それでも県央から来たサークルさん達は「県南ってなんでこんなに盛り上がっているんですか?」と不思議がっていたので、当時の県南は異常にアツかったのでしょう。

…しかし現在の秋田県にはそのアツさが1ミリも残っていません。昨日の記事でも書きましたが、県南はおろか県央でも同人イベントがまるで開催されていないのです。私が中学・高校の頃は90年代初期〜中期だったので、それ以降に何かがあったのでしょう。高校卒業後、進学のため上京して以来15年間ほとんど帰っていなかったので何があったのかは分かりません。秋田新幹線の開通で盛岡や仙台などもっと大きな市場のある他県の都市へ行きやすくなった、貧困が蔓延し同人誌を買う金も作る金も無くなったなどいくつかの理由は想像できます。しかし私が想像する最も深刻と思われる理由は「少子化」です。

秋田県は日本一早く少子高齢化が進んでいる自治体です。昔、私の住む町には小学校が4つありそれぞれを卒業した生徒が1つの中学校に集められました。そして高校受験で地域全体の生徒のシャッフルが行われ、それら節目節目で異なる背景を持ったヲタ同士の交流や競争が発生し、それがムーヴメントを産む土台となっていました。しかし現在、少子化により町内の3つの小学校が廃校になり1つの小学校を卒業した子供がそのまま中学に上がるという事実上の小中一貫校になっています。そこには新たな交流も刺激もなく、ただ小学校時の人間関係が続くだけです。高校も統合による廃校、科やクラス数の削減、女子校の共学化などの施策しても定員超えが難しく、一校あたりの生徒数は減る一方です。秋田県では毎年どこかの市町村で学校が消えています。このような状況ではムーヴメントを起こすどころかそのインキュベーターとなる学校の部活すら運営するのは困難でしょう。どんなコミュニティでも新たな血が入ってこなくなれば必ず滅びます。子供・若者がいないということはコミュニティの死を意味するのだと思います。

ちなみに「高校の美術部で顧問の先生に原稿の消しゴムかけとベタ塗りをさせた話」「その先生がこれまたヲタで学校にクトゥルフ神話のTRPGを持ってきたら美術部で流行って後輩がTRPGの同人誌を作った話」「上京直前に地元の町のまんが美術館で同人誌即売会を主催したら300人以上を動員して1日あたりの動員記録を作った話」など同人系のネタはもっといろいろあるのですが、全部書くと長くなるのでまた別の機会にしますw

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秋田県は同人文化不毛の地

年末年始の暇な時を見計らって一気に作品を作り貯めてきましたが、残念ながらそれらをどこで売るのが未だ未定です。というのも現在私の住む秋田県横手市という所には個人の手作り作品を置いてくれる店も無ければ、アート系の物販イベントの開催情報も無いからです。全く無いということはありませんが、そもそも私の作風がここで受け入れられるとはとても思えません。




考えてみれば東京にいた時でさえ「グロテスクなのはちょっと…」とやんわり店側に断られたことが何度もあったし、アート系の物販イベントに出展しても悪目立ちをするだけしてブツは全然売れないなんてことはザラでした。思い返してみれば、私の作品がバンバン売れて「一日で一ヶ月分の稼ぎを荒稼ぎしてやったぜウヒャヒャヒャヒャ!」という事態になったのは同人誌即売会の雑貨&アクセサリージャンルに出展した時くらいです。あとゴスロリ系オンリー即売会とか。ワンフェスも結構売れますが出展料その他諸々の諸経費が高いので利益率はあんまり…

…で、思い出した。全国津々浦々で開催されている同人誌即売会「おでかけライブ」があったじゃないかと。


http://www.youyou.co.jp/index.html

「おでかけライブ」とは、株式会社ユウメディア(スタジオYOU)が日本全国の地方都市で開催している同人誌即売会イベントです。雑貨・アクセサリージャンルもあり、私の友人知人にも出展している人が何人かいます。これが秋田県で開催されているなら出展するのもアリだな!と思い付き、サイトで開催地を調べてみました。すると…


青森県
岩手県
山形県
宮城県

秋田県は?

震災の被害もあるだろうから福島県で開催されないのはまあ分かります。でもなんで秋田飛ばし?北だから?でももっと北の青森県でも開催されているし…

そこで秋田県で独自に開催されてい同人系のイベントは無いかと方々調べてみたのですが、これも見事に何もありません。一応一昨年まで独自開催のイベントが行われていたようですが、昨年及び今年開催予定のイベントは全く引っかかりませんでした。

秋田県は同人文化不毛地帯かよ

でもまあ思い当たる節はいろいろあります。まずイベント開催に適当な会場施設が無い。以前は秋田市にあるJAビルというところでいくつか同人イベントが行われているようですが、面積も狭くJAのビルということでコスプレやステージイベントもなんか気持ち的にやりにくいw 公共のいわゆる「ハコもの」施設は腐るほどありますが「営利目的のイベント開催は禁止」なんてケツの穴の小さいことを言います。おまけに秋田市の中心部は一方通行の道が多く車で会場に行くのも一苦労。そして電車の本数も少ない。秋田新幹線はあるものの値段ばかり高くてクソ遅く(秋田県に入った後に大回り運行するから)、秋田県外からの来場も厳しい。つまりインフラのどれを取ってもクソなのです。

その点、山形新幹線と東北新幹線は東京からも2〜3時間で移動できるうえにチケットも安く(秋田新幹線はどうやっても片道4時間越え&チケット1万6000円超え)、出展者も来場者も見込めます。青森県も東北新幹線全線開通でかなり早く行けるようになりました。おそらく、東北の同人誌即売会を転戦しているサークルも相当数あるでしょう。秋田飛ばしで。
まあ私の住んでいる秋田県横手市は県南なので割と楽に山形、盛岡、仙台まで遠征できますが。とりあえず1回くらい様子見で一般参加してみようかなと思っています。

あと横手市は山形に土下座するなり賄賂を渡すなりして山形新幹線を横手駅、それがダメなら十文字駅まで延伸してもらうべき。

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ダイソーに売っている木工パテが普通に使える件

この間ほんの思い付きでダイソーにて木工パテを買ったのですが、これが予想に反し普通に使えたので今更ながら驚いてしまいました。



こういうやつ。

使い心地がセメダインの木工パテとほぼ同じで、クソ寒いここ秋田県でもこねて5〜10分でちゃんと固まりました(硬化時に発熱あり)。量はセメダインの1/3ですが、1個105円ということを考えると超お得。3つ買っても315円でセメダインの半分程度の価格です。今まで「どーせダマが多いとか硬化しないとかあるんだろ」と偏見からダイソーの木工パテを敬遠していましたがとんでも無く損してました。マジで申し訳ございませんでしたという感じです。これならフィギュアの骨組みや土台などに充分使えます。またパテが入っている容器がセメダインよりもりっかりしており、これはこれで何かに転用できそう。


あと類似品の「万能エポキシパテ」なるものもついでに購入。色がグレイなので質感に問題がなければフィギュアの原型彫刻にも使えそう。最近のダイソーはほんとバカにできないもんです。

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作品情報:仮面あります

ハロウィンだから仮装する人もいるだろうな、と思い、また新たな仮面を東京・西荻窪のニヒル牛(1号店の方)に置いてきました。







いやー、もうこれが限界でしょう。今置いてある仮面が売れないと新しい作品が置けない。

ということでハロウィンイベントに参加予定の方はもしよかったら。一番前にあるハーフマスクが一番高いのですが(確か6500円)、それ以外は5000円未満のものばかりなので宜しくお願いします。

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