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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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スチームパンク東方研究所 vol.1

スチームパンク東方研究所 未来懐古的造形世界
スチームパンク東方研究所 未来懐古的造形世界

日本でもすっかり定着した感のあるSFジャンル「スチームパンク」。私も手を出したいと思いとりあえずムック本「スチームパンク東方研究所」の一番最初に刊行された巻(↑に貼ってあるやる)をチェックしてみました。

本書はスチームパンクな作品を製作している様々なクリエイターの作品を紹介した本で、その写真を見ているだけでも非常に面白いのですが、親切なことに「作品製作の手順」及びそれに必要な「道具・材料」まで事細かに紹介されています。金属加工、塗装、木工、彫刻、果ては動物の骨の取り出し方まで。巻頭のカラーページでまず作品を紹介し、巻末で作り方の”種明かし”をするような構成で、スチームパンクな作風を愛好するか否かに関わらずハンドメイド系のクリエイターは読んで絶対に損することはありません。


何が凄いって、最初に紹介されているのが真鍮板のエッチング(型抜き)ですから。これ、私だったら「金属用糸ノコで地道に切り出して手で磨くか…」と考えてしまうんですが、本書では薬品を使って真鍮板の下書き線を溶かして必用な部分だけを取り出す手法を紹介しています。確かにそっちの方が早いし楽です。

ただ一点疑問に思ったのは…


「土台の上にエポキシパテを荒く盛り、羊の頭蓋骨を彫刻していきます。」

これ、スチームパンクなペンダントヘッドを作る方法を解説している記事なのですが、手作りに挑戦しようとしている人が「羊の頭蓋骨」を彫刻することがまず難しいですよね?スチームパンク云々以前に。一番最初の工程が「彫刻」って…


「ベースになる顔をスカルピー(樹脂粘土)で彫刻します。」

これも難しいでしょう。スカルピー自体は楽天やAmazonの通販で余裕で買えますが、まずは彫刻技術を磨かなければ何も始まらないw

ちなみに彫刻作業が必用な作品を製作しているのは特殊メイク・特殊造型アーティストの方々なので、素材やモチーフがバラバラなパーツを統一感あるデザインにレイアウトするセンスは無論のこと、敢えて経年変化を感じさせる渋い塗装や、核となるモチーフの彫刻も素晴らしく、一朝一夕に真似できる感じの作品ではありません。既存のパーツを組み合わせるセンスだけでもダメだし、彫刻だけ上手くてもダメ、「スチームパンク」とはとにかくセンスが問われるジャンルであることが分かります。それでも見れば見るほど挑戦したくなるんですけどね。

スチームパンク東方研究所5 架空未来的絵画・造形・装飾品の世界
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スチームパンク東方研究所 革と真鍮の道具・機械・装身具
スチームパンク東方研究所  革と真鍮の道具・機械・装身具

スチームパンク東方研究所 ゴーグル・ガスマスク・アビエイタースタイル
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スチームパンク・アクセサリー メカ・ガジェットで作るレトロフューチャー・スタイル
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