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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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「ひらかコスプレイベントⅢ ホワイトガーデン」に行ってきた


んふんふ(昨日、秋田県横手市平鹿町の平鹿町観光協会主催のコスプレイベント「ひらかコスプレイベントⅢ ホワイトガーデン」を取材に行ってきました。もっとちゃんとしたレポート記事は後日vsmediaにUPしますが、とりあえず写真だけ先に公開します。こちらは会場の浅舞公民館。ここに行ったのは初めてでしたがムチャクチャ立派な施設で驚きました。)


んふんふ(この公民館はもともと靴を脱いで上がる土禁タイプの施設ですが、なんか今年から土足OKになったみたいです。便利)


参加費はコスプレ、撮影者、一般参加いずれも700円。入場料が激安なのは地方イベントの長所ですね。


こちらが会場案内図。メインホールだけでなく、和室や客席ありのステージでも撮影できます。和室は刀剣乱舞など和物系のコスプレにはありがたい撮影スペースですね。
で、メインホールには…


んふんふ(このような様々なタイプの撮影ブースが7つもセッティングされていました。特に床・壁・椅子のあるブースとか凄く良くないですか?これならただの”ハコ”としての会場で撮影するよりもずっとインスタ映えしそうです。)




まあもともとこの公民館の作り自体が立派だから、工夫次第でいろんな良い写真が撮れそうですね。








んふんふ(なお、コスプレ衣装や小道具を何にも持っていない!でもコスプレしたい!という参加者向けに、会場でキャラクターを選んでコスプレできる「コスプレ体験プラン」も用意されていました。これは良心的!それにコスプレイヤーおよびコミュニティの育成にも効果的ですよね。今いるコスプレイヤーが楽しめる場を作るのと同様、今までコスプレに縁もゆかりもなかった人たちにコスプレを知ってもらい、そして好きになってもらう機会を作ることも非常に大切です)


で、このイベントは町の観光協会が主催しているれっきとした「地域イベント」なので、協賛も当然地元の町のお店ばかりなんですが、これもまた重要です。というのも…
イベント中に抽選企画があり、その賞品が全てこの協賛のお店の提供だからです。


で、私も漬物を頂いてしまいました!入場料700円を支払ってもこうして賞品をGETできたことで結局+-0円になって「実質無料」でした。他にも町の銘菓やりんご(りんご箱2箱分のりんごを放出したとか)、りんごジュースなどが提供されましたが、コスプレイベントに行って帰りに町のお土産を持って帰れるって良心的過ぎ!


こちらが和室。やはり刀剣乱舞コスの方が撮影していました。


んふんふ(こちらは客席ありのステージ。ステージの上には…)


なんとスモークマシンも2台用意されました。700円の参加費でこれだけの設備・サービスを利用できるって本当にお得というか良心的なイベントです。
 
しかしイベントはこれだけではありませんでした。


平鹿町は毎年冬に県指定天然記念物のケヤキの大木”槻の木”とその近くにある沼周辺を3万5000球のイルミネーションと町の小学校・中学校の生徒が手がけたアートで彩るイベント「槻の木光のファンタジー」を開催しているのですが、そこでもコスプレ撮影できるというのです。しかも会場まで送迎バス付き。公民館から会場まで歩いて移動しようと思えばできる程度の距離なんですが、如何せんコスプレなので、そのまま外に出ることはできません。

こちらが町が出した送迎バス。今回は横手駅から公民館までの送迎も行われたそうです。
 

んふんふ(こうして送迎バスで「槻の木光のファンタジー」の会場に到着したのです……が、幸か不幸か昨日はこの時期の秋田県には珍しく超!晴天で、16:00を過ぎても明るいまま。もうちょっと暗くならないとイルミネーションが映えない…)


「槻の木光のファンタジー」の会場ではプロカメラマンによる特別撮影も無料提供されました。確かに暗い場所での人物撮影にはより一層の技術力が必要ですからね。


んふんふ!(あともうちょっと!)


17:00頃になってやっとイルミネーションが映える暗さになりました!


んふんふ(こちらは町の小学校の子供が描いた灯篭。)


灯篭もずらっと並ぶと壮観です。


んふ~(きれ~い)


んふんふ(神社の御神木までイルミネーション)


樹齢500年超の25mの大木もご覧のとおり。


クリスマスツリーになってるんですね。あと隣接する住宅の軒先までイルミネーションで彩られています。










もうコスプレイベント云々関係なく”インスタ映え”するスポットなので是非行ってみて下さい。
 
ここでは19:00まで撮影可能だったのですが、日が暮れた後の気温は0°で冬コミの比ではありません。それでも撮影するコスプレイヤーの根性は凄い!観光協会によれば、今後も毎年開催し続け「秋田県でコスプレイベントといったら平鹿町」と言われるまでやりたいとのこと。確かに、これだけのサービス・環境を地域が一体となって提供しているコスプレイベントは他に類を見ないでしょう。秋田県および東北のコスプレイヤーさんは是非今後も秋田県横手市平鹿町にご注目下さい。
 
「槻の木光のファンタジー」の場所は以下↓

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THE ドラえもん展 TOKYO 2017



フィンランドから日本に帰ってきたその日のうちに六本木ヒルズにて開催されている「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を見に行ってきました。これは国内外で活躍する28組のアーティストが「ドラえもん」を自分なりに表現した展覧会なんですが、時代を反映しているなあ…と思ったのが、一部作品が撮影&SNS投稿OKになっていたこと。というかむしろ推奨している感じすらありました。そう、「インスタ映え」です。こうした事例は既に海外ではいくつか事例があるのですが、昨年から展示作品を敢えて撮影OKにし、来場者が作品と一緒に自撮りするであろうこと、それをInstagramやTwitter、Facebookに投稿することを狙い、むしろそれを誘発するレイアウトにする展覧会の開催が流行っているそうです。果たしてそれはアートの形なのか?と勿論賛否両論あるそうですが、私としては「来場者が満足するならイベントとしては十分アリだろ」と思います。
このドラえもん展も明らかにこのタイプの展覧会でした。というのも…


一番最初に展示されていた作品が村上隆のこれ。もうこれをバックに自撮りしてくれと言わんばかりで、やはりその場にいたほとんどの来場者がこれをバックに自撮りしていました。興味深かったのは海外旅行者が結構たくさん来場していたこと。私と同じタイミングで入場した人たちの中に70~80代と思しき高齢の3人の外国人旅行者がいたのですが、彼らまで嬉々としてドラえもんと自撮りしてましたからね。っていうかフランス語の中に普通に「ドラえもん」が混ざっていましたから、ただ物珍しさで来たのではなく、明らかにドラえもんを以前から知っていて見に来ていたことがうかがえました。


んふんふ(このドラえもんがどアップになった構図といい、このサイズといい、自撮りの背景にバッチリ過ぎるくらいバッチリですね。3の口がかわいい!)


んふんふ(このドラえもんがどアップになった構図といい、このサイズといい、自撮りの背景にバッチリ過ぎるくらいバッチリですね。3の口がかわいい!)


レザーの上に描かれた壁画のような作品の、この「カエルの卵が細胞分裂したらドラえもん」の一つ一つの顔の味のあることといったら。

 
しかし私的には、小サイズながら会田誠さんと山口晃さんの作品が一番印象的でした。両者ともひみつ道具を一切登場させず、山口さんはドラのびの関係性を、会田さんは世の世知辛さを表現。見事としか言いようがありません。このユニットバスじゃないタイル貼りの昭和の風呂としずかちゃんの全裸。もう二度とリアルタイムでは見られないシーンなんですよ。
 
ただ残念だったのは、作者の経歴と作品キャプションは英文に翻訳されていたのに作品”内”のテキストが英訳されていなかったこと。山口さんの作品はマンガだからドラのびのセリフが読めないと意味が分からず魅力が半減してしまいます。この会田さんの作品のタイトル「キセイノセイキ」も「KISEI-NO-SEIKI」とそのまんまアルファベットで書かれていましたが、それでは日本語が分からない人には意味不明です。ここは説明的になろうとも敢えて「The century of regulation」とかなんとか英訳した方がよかったんじゃなでしょうか。


んふんふ(この「怖いのかい」のドラえもんの顔!そしてドラえもんのケツのムチムチ感!何とも言えないかわいらしさがあります)






山口さんの作品はマンガなんですが、敢えて離れて”絵”として見ても見ごたえがあります。特にコマの外にも薄墨でドラのびが描かれているところとか、ずっと眺めていても飽きません。


こちらは漆でドラえもんとドラミを表現した作品。ドラミの顔の形がちゃんと再現されているのが何気に凄くないですか?この鼻っ柱がツンと上向きになっているところとか、デコッぱちなところとか。


これはタイム風呂敷をイメージした巨大な立体作品なんですが、なんとこれ一面全て黒漆です!


これだけの面積を黒漆で仕上げるってかなり大変なはずなんですが、さらにその表面を敢えて削ってドラえもんたちの絵が彫られていました。


あとドラえもん展といえば奈良美智さんの作品もお馴染みですね。このビミョーにかわいくないドラミちゃん。


ただ、一緒に展示されていた奈良さんの素描によれば、いきなりこんなかわいくない顔をしていたわけではなく、素描の段階では普通のドラミちゃんの顔だったことが分かります。


それがだんだんと奈良さん風味になり…

完成品のような顔になっていきました。


このクレヨンで描かれたドラミちゃんも味がありますね。
 

この裏紙にラフに描かれた顔がもう面白いやらかわいいやら。ドラミちゃんだけでなくドラえもんの作中に登場したモブ女子も描かれていたんですね。


奈良さん風”猫型ロボット”


そういえば奈良さんバージョンのドラミちゃんのフィギュアも展示されていました。
 
全部じっくり見たらなんだかんだ2時間以上経過しており、残念ながら時間の関係でドラえもんコラボメニューを飲み食いすることはできませんでした。
 
その代わり…

その代わりといっては何ですが、夜中に六本木のホラーダイニング「Trick or Treat」に行きました。


んふ~(ちゅ~)


んふんふ(こちらは新メニューの河童ビーフストロガノフです)

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~ (てんとう虫コミックススペシャル)
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 [DVD]
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「増田まちあるき」イベント

今日は町の商店街で何やら”まちあるきイベント”があるとのことでちょっと見に行ってきました。というか、ちょうど市長選&市議選の投票日が明日なので、期日前投票も兼ねて行ってみたんですけどね。



このイベントは、隣町の湯沢市稲川町で開催されている川連漆器のフェアに便乗合わせて行われるもので、期間中、商店街の内蔵(うちぐら)のある商店が様々な割引や店内イベントを行います。

我々はまず、店内で手作りパンや手作り雑貨、花の展示販売イベント「日々のくらし市」を行っていた「蔵カフェ真山」に行ってみました。


昼頃に期日前投票を終えたのでここでランチ。このボリュームで1000円ポッキリというお手頃価格です。


素焼きのジャック・オー・ランタンのランプ販売されていました。もちろんハンドメイドの一点もの。


ここら辺の花屋ではあんまり売ってない面白い花もいろいろ売られていました。


今回のイベントでの一番のヒットはこちらの手作りパン屋さん。この「玉ねぎのピザパイ」が美味しくて一気に10個大人買いしてしまいました。POPにもありましたが、あめ色になるまで炒められた玉ねぎが本当に美味しかったです。他にもいろんなパンがあり、豆カレーが具のお惣菜パンやライ麦パンなども合わせて購入。

その後、ちょっと歩いて新聞やテレビにも取り上げられ一躍大人気カフェとなった「NS.coffee stand」で食後のコーヒーとデザートを頂きました。まだオープンから1年経っていないというのに、いつ行ってもひっきりなしにお客さんが来る地元民と観光客の双方に愛されているお店です。


面白い顔のハロウィンパンプキン。そういえば同じ品種のが先の蔵カフェ真山の店内にも飾られていました。ハロウィンパンプキンを飾る週間が徐々に広がってますね。


ここはデザートセット600円。ランチも800円からと安い価格設定が魅力。対観光客価格ではなく、ここら辺のクソ田舎価格のままなのが素晴らしい!




あとカウンターに洋Toyと地元の農作物が同居しているカオス感も面白いです。最近玄関先で地元の農作物や地元民の手作り作品の販売も開始したとのことで、さらに楽しいお店に進化しています。

…とまあまちあるきイベント自体がどうこうというより、それぞれのお店の営業や方針の違いが面白いので是非皆さん秋田県横手市増田町の”内蔵”商店街に遊びに来て下さい。じっくり探せば蔵以外の面白ポイントもいろいろあります。


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秋田ふるさと村ハロウィン特殊メイクコーナー3日目

秋田ふるさと村でのハロウィンの特殊メイクコーナーも遂に本日最終日。昨日スリップラバーアプライエンスを全部使いきってしまったので、朝の5時まで増産していました。




目玉パーツがなくなってしまったのでこの2種類のみ。本当は計20枚くらい欲しかったんですが13枚が限界でした。


セッティングは昨日と変わらず。


本日の見本。今日もありがたいことに魁新聞効果でオープンと同時にたくさんのお客さんが来て下さったため、ちょっとずつしか見本のメイクを進められず、結局片方のみでした。その代わり昨日よりも裂け具合が大きいですけどね。


で、今日は合計でピッタリ40人のお客さんが来て下さいました。朝まで作っていたスリップラバーアプライエンスはお昼で全部完売(?)。それ以後はずっとその場で傷を彫刻するシリコンの即席特殊メイクでしのぎました。親戚やFacebook友達まで新聞やFacebookのタイムラインを見て来てくれて嬉しかったです。

今年の秋田ふるさと村の特殊メイクコーナーの出展はこの3日間だけでしたが、ぶっちゃけ夏のお化け屋敷の入口での特殊メイクコーナーよりも大忙しでした。時間内に一切飲み食いしなかったどころかほぼずっと立ちっぱなしでトイレにも行けないくらい。でも何にも言わなくてもお客さんが自然に行列を作って待ってくれたので本当に助かりました。この三日間お立ち寄り頂いた皆様どうもありがとうございました!

なお、今後のハロウィン系の企画での特殊メイクのご相談も絶賛受付中です。特に地元の商店街界隈の人達どうですか?

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秋田ふるさと村ハロウィン特殊メイクコーナー2日目

昨日の記事にも書きましたが、今日の秋田魁新報の朝刊に昨日の特殊メイクコーナーの様子が掲載されました!残念ながら私のインタビューの内容は採用されていませんでしたが、それより写真が掲載された方が重要です。だってパッと見て分かりますからね。



拡大図↓

ちょうど私が見切れてますがメイク最中そのものの写真が取り上げられてるからOK!そのうえ記事中でも特殊メイクコーナーの存在について触れてくれてるしもうバッチリ過ぎるくらいです。

で、この記事のおかげで今日は例年の夏のお化け屋敷以上に大忙しとなりました。全く魁新聞様々です。



 
こちらが今日のセッティングですが、見てのとおりさり気なくなめこもいます。やぱり装飾小道具類は多い方がいいですね。待っているお客さん(だいたい子供)もこれで遊んで時間を潰せるし。




昨日と同様に自分の顔に見本のメイクをしようと思ったんですが、ありがたいことにそれが完成する前からお客さんが殺到し、未完成のままずっと来て下さったお客さん達にメイクをしていたため完成前に劣化するという事態に。空き時間にササっと仕上げましたが、当然デキはイマイチなのでインスタのフィルターをかけて誤魔化しましたw まあ面積が広かったこともあって人目は引いたみたいなので結果オーライです。


なお、本日のお客さんは合計41人!お盆の真っ最中のお化け屋敷の特殊メイクコーナーと同等もしくはそれ以上の人数でした。昼ごはんどころか小休憩すら一切取らず5時間ずっと立ちっぱなし屈みっぱなしでメイクしまくりで、おかげで手持ちのスリップラバーアプライエンスが完売!本当に1枚も残ってません。ということで今からできる限り増産します…。




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