約一か月前、色が着く前のりんごの表面にシールを貼ってそこだけ着色しないようにする「日焼けりんご」の作業を
お伝えしましたが、ぶっちゃけ今年は失敗かもしれません。
まず、あのシールを貼った直後に台風が秋田県まで到達し、暴風雨と大雨で折角シールを貼ったりんごのうちいくつかが落ちてしまいました。また、落ちなかったりんごも枝や他のりんご同士とぶつかり傷物になり、さらに木に生っている状態で腐ったり、虫や鳥に食われてしまう食害も発生。その結果残ったのはシールを貼ったうちの半分程度という有様に…
例えばこれ。ディティールも色のコントラストも申し分ありませんが、実はこの顔の真裏がちょっとだけ虫に食われています。糖分の少ない品種なのですぐに腐ることはありませんが、それでも傷物なので当然売ることはできません。
磨くと艶が出て本当に見栄えばいいんですがね。勿体ないのでこれは極限まで家で飾って楽しむことにします。
また、今年は雨や風の日がとても多く、その悪天候のためシールの端っこがはがれて浮いてしまう…なんてアクシデントもありました。
例えばこれ。色といい形といい完璧でどこにも傷がないのですが、シールの端っこがはがれ、その隙間から日光が差し込んで色のコントラストがぼんやりしてしまいました。本当に勿体ない!これも一応飾っておきますが、こうして日に当たり続けると、結局顔の部分もどんどん変色して、シールを貼っていなかったところの色と同じになってしまいます。
これなんて成功してたら1個100円で売ろうと思ってたのに。
全ては今年の悪天候のせいです。雨の日がとにかく多くて気温もそんなに高くならなかったから、露地栽培している農作物は軒並みビミョー。
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