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memeoid 〜DANCE OF DEATH造型日記〜 フィギュア、特殊造型、特殊メイク、仮面、アクセサリーその他造型全般に関する製作記録。※画像・記事の無断使用及び転載禁止。

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秋田ふるさと村の「特殊メイク体験コーナー」始まりました

8月6日(土)より地元のテーマパーク「秋田ふるさと村」のお化け屋敷「怨霊旅館」前での特殊メイク体験コーナーが始まりました。実施概要については過去エントリをご参照下さい(こちら)。

ブースの様子は基本的に昨年と同じです。↓






場所はドーム劇場の劇場内に入る手前のロビー

昨年を踏まえSendai I・Doll vol.4が終わった直後からスリップラバーアプライエンスを作り貯めていました。


これの他に特殊メイク用シリコンもあるので2日分の量としてはこれで充分だと思ったのですが、1日目が終わった時点で…


残っていたのはこれだけ。目と人面疽人気過ぎ!一方せっかく新しく作った「頬骨が露出したように見える」アプライエンスはあまり人気ではないようです。やはり顔に着けるのは抵抗があるのでしょうか?ということで急遽1日目が終わった後でまた増産しました。


看板になっているせいか妙に人気の人面疽。


目玉はパーツを買ってこないといけないのでどうしても数が限られてしまいます。

なお、1日目と2日目の動員だけで既に50人を突破しており、昨年よりも明らかにペースが早いです。来て下さった皆様本当にどうもありがとうございました。しかしこの分だと次のお盆真っ盛りの13日(土)、14日(日)は一体どうなってしまうのか…とにかくアプライエンスを増産しまくって備えることにします。

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特殊メイク&造型系の英語の言い回しがイマイチ分からない

いよいよ明日から秋田ふるさと村のお化け屋敷前にて特殊メイク体験コーナーを出展させて頂くのですが、それを英語で告知しようと思ってもいい感じの言い回しが思いつかないのです。

私は普段はvsmediaというTech系のブログメディアを運営しており、毎日海外から送られてくる英文のプレスリリースを読んだり、また海外のTech系メディアの記事を読んだりしているため「Tech系の英語表現」には慣れています。どこの国のどんな会社がどこのベンチャーキャピタルからいくら資金調達したとか、どこの国のどんな会社がどんな新作スマホゲームをリリースしたとか、どんなスマホゲームがリリースからどれくらいの期間でどれくらいダウンロード数/アクティブユーザー数を獲得したかとか、そんな感じの英文ならだいたい使用される言い回しや単語は決まっているし、特に翻訳サイトを使わなくても一回通して読めば内容は理解できます。またそれを参考に日本国内のTechネタを英語でTwitterやFacebookに投稿することもできます。

ところが、これと同じことが特殊メイク&造型ネタではまるでできません。「日本で500万ダウンロードを突破している人気のスマートフォン向けゲーム●●を開発した東京拠点の◯◯社がベンチャーキャピタルの■■と□□より▲▲万円を調達した。これで同社の総調達額は△△万円となった。」という文章を英語で書けと言われてもすぐできるのに、「樹脂粘土のスカルピーで原型を彫刻して最後にエナメルシンナーでなでて仕上げた。シリコン型は最初2面にしようかと思ったが逆テーパーになりそうだったので3面型にした。」を英語で書けと言われたらかなり悩んでしまいます。というのも、特殊メイク&造型ネタのプレスリリースが出回ることもなければ、そもそも特殊メイク&造型アーティストはあまりソーシャルメディア上に出てこないのです。日本のアーティストの情弱っぷりに比べたらかなり使いこなしている方ですが、それでもTech畑の人に比べたらはるかに露出が少なく、参考にできる英文が少ないのです。明確な理由は分かりませんが、おそらく…

・映画やドラマ、ステージに関わる仕事をしている場合、権利の問題でソーシャルメディア上で大っぴらに発言できない。
・手を動かしてものを作る仕事をしている最中は手が汚れるし当然手がふさがっているのでスマホやタブレットを触れない。
・もの作りモードからデジタルモードに頭を切り替えるのがめんどくさい。 ・自分の作品の製作手法を明らかにするのは企業秘密をバラすようなもんだからソーシャルメディア上で発表することにメリットがない。

…のどれか(または全て)ではないかと思います。私だって彫刻したりシリコン型作ったりしている最中にスマホを触るのはめんどくさいですからね。超一流のプロのアーティストではなく、趣味程度で特殊メイク&造型をやっているアマチュアならゴロゴロいるし、最近は自分の作品の製作過程を動画で説明するYoutuberも出てきています。まあ彼らの英語表現も参考になる部分はあるので一応チェックしてみるのですが、私が知りたいのは、直接肌にボンドを塗りたくったりオブラートを貼りまくったりレンチンしたばかりのホカホカの食用ゼラチンを盛りまくったりするやつじゃねえんだよ!ちゃんとした特殊メイク&造形用の材料を使っている人のHow to英語表現が知りたいんだよ!ところがそういうプロの人達のTwitterとかFacebookとかTumblrとかあんまり無いんですよね。あとなぜかLinkedInプロフィールも見かけません。造型業界はLinekdInで求人かけないんでしょうか?

…で、ふと思いついて特殊メイク&造型のHow toを解説した洋書がないだろうかとAmazonで調べたら、これがまた売ってそうで売ってない。トレードショー(見本市)に行けばブースで即売しているのかもしれませんが、常時販売している書籍もあまりないのです。ちなみに日本の書籍で特殊メイクのHow toを解説しているものだと…



コンセプチュアル特殊メイク入門
コンセプチュアル特殊メイク入門

コンセプチュアル特殊メイク 2 ダークファンタジー&ゾンビメイク入門
コンセプチュアル特殊メイク 2 ダークファンタジー&ゾンビメイク入門

コンセプチュアル特殊メイク3 傷メイク完全入門
コンセプチュアル特殊メイク3  傷メイク完全入門

この「コンセプチュアル」シリーズ3冊があるのですが、なんと日本語の本であるにも関わらず英語のレビュー(しかも高評価)が投稿されていました。つまりそれだけ海外には特殊メイク関連の本が無いのかもしれません。ということは、なおさら特殊メイク&造型のHow toを英語で書いたらウケそうな気がします。とりあえず「原型」は「master mold」、「複製」は「casting」でいいんだろうか?

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Sendai I・Doll VOL.4に出展しました

Sendai I・Doll VOL.4に出展してきました。スペースにお立ち寄り頂いた皆様、どうもありがとうございました!




ドール用仮面20枚を持っていったのですが、やはり並べてみるとぜんぜんスカスカであることが判明。人間用の仮面だったら20枚あったらスペースぎゅうぎゅうなんですがね…。だいたいドールは人間の1/3~1/4くらいなので、それを考えると最低60枚は持っていかないとスペースが埋まらないという計算になります。イベント一回につきドール用仮面60枚か…。


なお、今回はSD用仮面のアピールになめこを売り子にしたのですが結構評判が良かったです。んふんふ!


んふんふ(SD用仮面はレアなめこぬいぐるみの”インスタなめこ”と"雪ん子なめこ”にピッタリ。オビツ用仮面はねそべりマスコットにピッタリ)。


んふんふ…(閉会まであと1時間か…)

こんな感じで販売状況に合わせてポーズも変えてみました。

今後のイベント出展予定はまだ未定ですが、申し込み次第またこのブログにてお伝え致します。一応来年2月のSendai I・Doll VOL.5にも出展したいなとは思っていますが。

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3Dドリームアーツペンがマジで便利

子供の玩具にしておくのは勿体無い!なんとこれのおかげでイベント前日だというのにドール用仮面を3枚も作れてしまいました。時短コスパが半端ない!以下はその作り方です。


以前はヘッドにラップを被せていましたが、より形に沿って密着させられるアルミホイルに変更しました。ちなみにこのアルミホイルのシワがいい感じに仮面のテクスチャになるのでオススメです。細かいシワにすると繊細な感じになりますが、硬化後に剥がしにくくなるので加減は様子を見て調節して下さい。


なるべく薄く3Dドリームアーツペンのインク…というか樹脂を伸ばして均一な面を作り、小まめにLEDライトを照射して硬化させていきます。


なんとなく仮面の形になったら…


次に表面にデコレーション用のステッカーを貼っていきます。


そのままだと質感がバラバラで統一感がないうえにステッカーが剥がれる危険性があるので、上からステッカーを保護する形でまたうっすらと3Dドリームアーツペンを塗り、すぐにLEDライトを照射して硬化させます。つまりステッカーを3Dドリームアーツペンの樹脂でサンドして”封入”するというわけです。以前のエントリにも書きましたが、3Dドリームアーツペンの樹脂は着色されているもの見本の写真よりもかなり透明感があり、うっすら塗っただけだとほとんど透明でステッカーを塗りつぶすようなことはありません。


ステッカーを全面封入するとこんな感じ。左側だけのハーフマスクは敢えて実験的に厚く塗って封入してみました。


そして形を整えて、裏にフェルトやリボンを貼り、表にブレードを貼って装飾すれば完成!今回は3枚ほぼ同時に作りましたが、1枚あたりの製作時間はだいたい1時間くらいで、もう即売会前日に突発コピー本を作る感覚でイベント前日に造型作品が作れてしまいます。なんという早さ。

ということで3Dドリームアーツペンは本当にオススメなのでハンドメイド系のクリエイターの方は是非使ってみて下さい。シリコン型に流し込むというか塗る手法もいけるんじゃないかと思います。

なお、上記の仮面ももちろん明日のSendai I・Doll VOL.4で販売します。













それにしてもやっぱりSD用の仮面はレアなめこぬいぐるみの「インスタなめこ」にピッタリなんですよ。

3Dドリームアーツペン 恐竜&昆虫セット(4本)
3Dドリームアーツペン 恐竜&昆虫セット(4本)

3Dドリームアーツペン フルーツバスケットセット(3本ペン)
3Dドリームアーツペン フルーツバスケットセット(3本ペン)

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3Dドリームアーツペンを買ってみた


メガハウスから出ている子供向けのハンドメイド玩具「3Dドリームアーツペン」を買ってみました。


この「3Dドリームアーツペン」は、樹脂を光で固めて立体物を作れる3Dプリンティングペンです。3Dプリンタ用のフィラメントを使用し、熱によって溶かして押し出してグルーガンのように立体物を作れる3Dプリンティングペンが既にいくつかリリースされていますが、それだと非常に高温になるため子供には危険です。それに対しこの3Dドリームアーツペンは光によって樹脂を硬化させるので発熱せず安全なのが特徴。特殊な樹脂がセットされた専用のペンと可視光線LEDを採用した「マジカルライト」、様々な絵柄の見本が記載された「デザインシート」で構成されており、デザインシートの絵に沿って専用ペンから樹脂を出してラインを引き、マジカルライトを約1分間照射することで樹脂が固まり立体となります。ライトはUVではないとのことですが、どういった原理で樹脂が硬化するんでしょうね?


私が購入したのは赤いペンが1本入った「PET SET」で、これ一本でデザインシートにある「鳥」「犬」「猫」が全部作れるそうです。


試しに円を描いてみたところ。パッケージの写真のように色付きグルーくらい色が濃いと思っていたのですが、実際のところ樹脂は透明度が高くクリアーレッドといった感じでした。私としてはこれでも全然OKですが。樹脂の粘度は「UVレジン以上グルー未満」程度で、樹脂として粘度は高いものの硬化させずに放っておくと徐々に広がってのっぺりしてしまいます。またグルーガンと同様に均一な綺麗な線を描けるようになるには結構慣れが必要です。


ライトを当てると瞬時に硬化が始まりますが、完全硬化までにはやはり説明書きのとおり1分必要でした。ライトの当て方が足りないと硬化してはいるもののベタついた質感になってしまいます。なので広範囲に描いてからライトを当てるのではなく、狭い範囲を描いたら小まめにライトを当てた方が造型しやすいと思われます。まあ面倒っちゃ面倒ですが。


完全硬化したところ。硬化した後はカチコチになってハードタイプのUVレジン程度の硬さになるんじゃないかと勝手に思い込んでいましたが、意外にも多少の曲げ伸ばしに耐えられる柔軟性がありました。こちらも粘度と同様「UVレジン以上グルー未満」といった感じ。

…で、ひらめいた。これでドール用の仮面が作れないかと。私が買ったセットは線を描いて動物を作るデザインシートしか入っていませんが、そもそも樹脂なんだから広い「面」を作ることもできるはずです。しかも瞬時に硬化が始まるんだから、薄い面の造型も可能なはず…


ということでスーパードルフィーのヘッドにラップをかけて上から3Dドリームアーツペンを”塗って”いくという作り方を試してみました。だいたい2cm四方を塗ったらライトを照射するという方法で少しずつ面積を広げていきます。


そしたら10分かかるかかからないかという短時間で仮面の土台が完成!もちろんちゃんと硬化しています。


意図しなかった効果ですが、ラップのランダムなシワがいい感じに模様みたいになりました。なんだか手作りガラスのような質感です。この透明感をそのまま活かして仕上げたいところですが、残念ながらドールに直接装着する仮面は、顔が傷つかないよう裏側に布を貼らなければなりません。白い布にすればシワのテクスチャも透けて生きるとは思いますが。

それにしてもこの3Dドリームアーツペン、子供の玩具にしておくには勿体無い商品です。ハンドメイド素材としても充分使用できます。もしかしたらもう使用しているクリエイターもいるかもしれませんね。何よりライトを当てた瞬間に硬化が始まり1分で完全硬化する”早さ”が便利です。なんか赤以外の色も欲しくなってきました。

3Dドリームアーツペン ガールズデザインセット(4本)
3Dドリームアーツペン ガールズデザインセット(4本)

3Dドリームアーツペン ファインディング・ドリーセット(2本ペン)
3Dドリームアーツペン ファインディング・ドリーセット(2本ペン)

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